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2024年9月1日日曜日

【散歩】市川の歴史をもっと知りたい!博物館で新たな発見

【この記事のポイント】
・市川で起きた歴史上のイベントは? 江戸時代に殿様はいたの? なんて疑問に効率よく答えてくれるのが市川市歴史博物館



市川考古博物館から堀之内貝塚公園経由で歴史博物館に。
経由と言っても5分程度、木陰を歩いたし、暑い日ではありながら汗をかく前に到着。

考古博物館の実物展示と比べてしまうと、パネルの説明文のみの展示はちょっと貧弱ですかね。

良く言えば、効率よく市川の歴史を知ることができる。
悪く言ってしまうと、遺物が残るような重要な場所ではなかった、ってことかな。

いや、でも国府台合戦は戦国時代の関東にとってそれなりの意味をもつものだったはず。
いずれも北条氏が勝利してその後の関東支配に繋がった訳で、もっと詳細に解説してもいいと思うんですけどね。

小田原を本拠とする北条氏、安房の里見氏との戦いがたまたまこの地で行われた。
地元の武将ではない、これが驚くほど扱いが雑であることの正体なんだろうなと。

江戸時代の市川はというと、大半が天領か旗本領。
江戸から近い市川なので当然といえば当然ではあるものの、「この地の殿様」がいなかったというのも歴史的な魅力のなさにも繋がっているんでしょう。

いや、そういえば。
幕末には「市川・船橋戦争」という新政府軍 vs.幕府軍の戦闘もあったじゃないか。
双方合わせて戦死者33人、小競り合いだからこれもあまり有名じゃないのか。

意外に充実していたのが行徳の塩作りの展示。

塩作りは奈良時代から行われていたとのことですけど、本格化したのは天領であった江戸時代。
塩の利益は米の20倍だそうで、経済的に余裕がある人が多い土地だったので寺町として発展したんだそうです。

うわっ、いきなり係員さん?
いや、マネキンだった…

これは海苔作りの展示、行徳は海苔も有名ですからね。

行徳で海苔を作るようになったのは明治時代というのは、上に書いた通り江戸時代は塩作りが奨励されていたからなんだそう。
時代とともに変わりゆく市川を知ることができたのは、ここに来た収穫といえば収穫かな。

さて、歴史博物館を後にして、次はランチということで、続きはまた明日。




市川市歴史博物館
市川市堀之内2-27-1
047-373-6351
開館:9:00〜16:30
定休日:月

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