・早朝の秩父、初心者&高所恐怖症の私が師匠と琴平ハイキングコースへ。熊出没の注意を受けつつ、スリル満点の橋を渡り、ちょっとは成長できたと実感できた山歩き。
とある休日、この日は師匠との山歩き。
前回と同じく西武池袋駅に6:30集合、結構な早起きではあるものの目覚ましアラームの前に起床したのは、前の日に早く寝て備えているからでしょうね。
早朝の出発とラビューでの移動
6:50発のラビューでしたけど、この日は無茶苦茶寒い日だったので空席も多数でした。今回はいつものチーズトーストを食べなかったのは、朝しっかりとおにぎりを2個食べてきたのと、この日の山歩きはお昼前には終わる予定だったから。
当初は芦ヶ久保から丸山に登る予定だったんですけど、寒いうえにお昼すぎから風が強くなるという予報。
前日に登る山を変更して、秩父駅近くの琴平ハイキングコースを歩くことにしたんです。
影森駅からのハイキング開始
御花畑駅から秩父電鉄で一駅、影森駅で下車。琴平ハイキングコースは高低差200mほど、距離も6kmと短いので、まぁ楽勝でしょと思い込んでいたんです。
スタートは大渕寺、ここで師匠がトイレに行っている間に掃除をしていたお寺の奥様らしき方と会話。
「最近は熊が出るけど、熊鈴は持っていますか?」と奥様。
「はい、大丈夫です(おぉ、ちょうど買ったばかり、持ってきてよかった)」
「一昨年に前年比で熊の目撃情報が一気に7倍に、私達は山には入らないようにしているんです。」
「え、なんで急にそんなに増えたんでしょうね?」
「きっと食べ物の味を覚えてしまったからでしょう。さすがに街中までは来ないですけど、山に近いこの辺りは学校の校庭に出たりするんですよ。」
(ふぅん、そんなものなのか)
「二人いれば熊も寄ってくることはまずないでしょうけど、近寄らないのが一番ですから。お気をつけて。」
「ありがとうございます!」
いやぁ、熊とは、怖いですねぇ。
琴平ハイキングコースの道のり
山歩きを開始すると、いきなり細い山道を登ることに。枯れ葉も多いし、こりゃハイキングなんていう生易しいものじゃないぞ。
岩をよじ登って護国観音に。
秩父の街を見下ろすことができて、ここからはなかなか気分のいい眺め。
振り返ると、おぉ、デッカい観音様だな。
1935年からこの地に建っているものらしいですけど、きちんと手入れされているようで真っ白なお姿。
ありがたいですね。
細い尾根筋を歩くのは、私のような初心者&高所恐怖症には怖いもの。
ゆっくりと慎重に、慎重に…
と、そこに現れたのは狭い橋。
この橋に敷かれた鉄板が反り返っていて、歩いて渡ると「ペコン、バッコン」と音が鳴り響くんですよ。
かつての私なら絶対渡ることができない造りでしたけど、慎重にゆっくり渡れば何とかなる。
そんな感覚を持てるようになって、多少は成長したかもしれないなと。
なんてところで、今日の記事はおしまい。
明日も山歩きの後半を綴りますので、どうぞお楽しみに。
【おまけのワンポイント】
・お寺の奥様によると、かつてデッカい熊が出たとき、子供には大きな熊鈴を持たせていたとのこと。熊鈴は何でも同じというわけではなく、遠くに音を響かせるもののほうが良いようです。
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