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2024年11月20日水曜日

【旅行】大神神社で感じる古の息吹!三輪山のパワーを体験する旅

【この記事のポイント】
・大和国一の宮大神神社に参拝、祓戸神社での心身の清め、御神体の三輪山の雄大な姿が印象的。
・ここは酒造り発祥の地、近くには卑弥呼の墓とも言われる箸墓古墳もあったりと、歴史ロマンに溢れる場所。



奈良観光の2日目、まず向かったのは大神神社。

奈良ロイヤルホテルから車で40分ほど、そうめんで有名な三輪にある大和国一の宮です。

大神と書いて「おおみわ」と読ませる、面白いですね。
かつては三輪明神と呼ばれていたのが、明治時代になって現在の名前に改名されたらしい。

日本の中心であった大和国、その一の宮にふさわしい佇まい。
参道は長くて幅広、生い茂る樹木に覆われているというのも威厳があります。

御神体は背後にある三輪山、なんと同行のMさんはこの山に登りたいんだと。
私も興味がないわけじゃないものの、登っていると高松塚古墳やキトラ古墳を観る時間がなくなるし、前日の雨で道も泥濘んでいるだろうと諦めた次第。

お詣りするには、まずは祓戸神社にお詣りをして、心身を祓い清めるようにと。
深い森を背景に美しく整備された神社、ここだけでも有り難い気分になってきます。

この神社の主祭神は大物主大神、出雲大社の大国主神と同一とする説もあるそう。
創建年は不詳、大国主神の国譲りの時とも言われているそうで、だとするとこれは神話の世界なので年代はわからずですね。

この神社の近くには、卑弥呼の墓ではないかとも言われている箸墓古墳もあったり。

大国主神のモデルとなるような人物が実在したんだとするとその時代から。
仮に卑弥呼がこの地に眠っているんだとすると、西暦200年頃から近辺が栄えていたことになるんだなと。

有史以前の日本の中心地の一つだった、そんな古代史ロマンに溢れる神社ということを初めて知りました。

酒まつり、ワクワクするような看板があるのは、この地が酒造り発祥の地といわれているから。
お神酒の「みき」は昔は「みわ」と読まれていたそうで、酒との関係の深さがよくわかります。

大物主大神の化身は白蛇、この杉の木に住むことから巳の神杉と呼ばれているんだそう。
お供えするものといえば…

そう、卵です。
看板をよく見ると、「神杉に卵を投げないでください」と。

え、そんな不謹慎なことを誰が?と思いますけど、こう書いてあるとやってみたくなる人がでてきたりするのかも。

さて、Mさんは三輪山登拝に、義妹と息子と私は明日香の古墳巡りにと二手に分かれたところで、続きはまた明日。




大神神社
奈良県桜井市三輪1422
0744-42-6633
参拝時間 9:00〜17:00

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