・幅広足の私がお世話になっているミズノのウォーキングシューズ、ソールの技術が異なる2種はそれぞれの特徴があってどちらも歩きやすい
コロナで在宅勤務をするようになって、すっかり定着した身体にいい習慣、それはウォーキング。
体調不良で動けない日を除けば、毎日1万歩以上は必ず歩くようにしています。
最初は普通のスニーカーで歩いていたんですけど、毎日歩いているとすぐに傷んでしまう。
1万歩といえば7km強、1ヶ月トータルで200kmを超えるわけで、靴底が擦り減るのは仕方ないと割り切っていたんです。
ところが妻に勧められたミズノのウォーキングシューズ、これはなかなかいい。
靴底が減りにくいし、多少擦り減っても歩き心地は変わらず、しかも幅広の足にも合うものがラインナップされているのが嬉しいところ。
一度履いてすっかりファンになって、今回の買い替えもミズノ製品を探すことにしました。
で、選んだのがこの2つ。
上はME-NS、下はウェーブシークというシリーズ、どちらも1万円強とそれほど高くはなく、更にアマゾンの値引きで買うと8,500円前後といったところでした。
ME-NSはトラディショナル、ウェーブシークは防水でアウトドアも可というもの。
同じサイズではあるものの、用途によって靴の長さは結構違うものなんだなと。
アウトソールのパターンも当然違い、ME-NSは靴のラインに沿った直線、ウェーブシークは全方位にグリップしてくれるような凸凹。
見た目としてはわかりやすい違いですけど、実はこの2足はソールに使われている技術にもそれぞれの個性があるんです。
ウェーブシークは、「ミズノ ウェーブ」。
トタンのような形状で硬さの異なる2層のミッドソール素材を重ね合わせることで、クッション性と安定性を両立させているというもの。
これまで履いていたOD100GTX 7もこのタイプ、慣れた感覚なので、ウェーブシークにはすぐに馴染みます。
踵を着いた時は硬めで、つま先への体重移動で足が跳ね上げられる感覚。
自然に次の足が出てしまい、靴に歩かされているような錯覚に陥ります。
車のシートと同じで、長時間歩くにはこの硬さが心地よいんですね。
ME-NSは「ミズノエナジー」という高反発ソール素材を使用、反発性は15%、柔らかさは17%アップしているとのこと。
最高級の「ミズノエナジー コア」だとそれぞれ56%、293%アップというから桁違いですけど、ウォーキングにはそこまでの反発性は不要ですね。
歩いてすぐに感じるのは足を着いた時の柔らかさ、踵から土踏まず近くまでがフワッと靴底に包まれた感覚になります。
柔らかさは体重移動中も続き、違和感なく次の足が自然に出ているのは不思議なもの。
気持ちよく歩ける、そんな印象の靴だなと。
ミズノウェーブはミッドソール素材の形状と組み合わせ、ミズノエナジーは素材そのものの技術なので、これらが併用されているものもあるらしい。
今回はそれぞれ単独の歩き心地の違いを知りたくて2足買ってみましたけど、組み合わさったらまた更に歩きやすいんでしょうね。
様々なところで技術は進化するもの、衰えていく体力をカバーしてくれるものがどんどん出てくることを期待するとしましょう。
【おまけのワンポイント】
・海外勢に押されてミズノのシェアは決して高くはないものの、技術へのこだわりがあり、日本人に合ったいい靴を出してくれるメーカーだと思います。末永く頑張っていってほしいものです。
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