・両国から清澄白河へウォーキング、ユニークなかかしコンクール、江戸の町にタイムスリップしたような感覚になる深川江戸資料館が面白い
とある休日、この日は都内をウォーキングしようかなと。
行き先はと、以前から一度行ってみたかった深川江戸資料館をメインにしてと。
両国から歩き始めて清澄白河に、深川江戸資料館を見学して、続けて門前仲町まで歩くというプラン。
1万歩にはちょっと足りなそうなので、東西線に乗るのは木場駅にしようか。
両国から清澄白河まではさしたる見処もなく、深川資料館通りに入ると… あれ、何だこれ。
案内板をみると、第27回かかしコンクールなんだとか。
これがかかしなのか、かかしのコンクールとは珍しい、27回も続くとはと、3つの驚きに浸りながら深川江戸資料館に。
入口はこんな漢字で、いかにも公共の施設という雰囲気。
この中に江戸時代の町が再現されているとは、お釈迦様でも気がつくまい。
入館料400円を支払って館内に、前室には深川に所縁のある江戸時代の著名人の名が並んでいます。
・伊能忠敬は50歳から富岡八幡宮近くに住んでいた。
・佐久間象山は永代橋近くの信州松代藩下屋敷で砲術塾を開いていた。
・伊東甲子太郎は佐賀町で北辰一刀流の道場を開いていた
などなど。
江戸の子守唄。
ねんねんころりよ おころりよ
坊やはよい子だ ねんねしな
坊やのお守りは どこいった
あの山超えて 里へいった
里のおみや なにもろた
でんでん太鼓に 笙の笛
坊やはよい子だ ねんねしな
えっ、これって今でもまだ唄われているんじゃないか。
江戸時代中期からあるものとは、全く知らずでした。
メインの展示、江戸の町並みはこんな感じ、原寸大なので結構広いんですよね。
火の見櫓は3階建の建物くらいの高さがあるんじゃないだろうか。
猪牙舟、当時の水上タクシー的なものなんだそう。
水も本物なので、うっかり落ちないよう注意です。
すぐ近くには、船宿の升田屋。
靴を脱いでの見学であれば、自由に入っていいとのこと。
よし、行ってみましょう。
引き戸を入ってすぐ左、こちらは台所ですね。
船宿では飲食や宴会もできたそう、だから食器が大量にあるという訳ですね。
奥の部屋は、仏壇があるので船宿の主一家が住んでいるんでしょう。
え、じゃ宴会はどこでやるのか… あ、2階ね。
2階は立入禁止で確認できず、でもまぁこんなに狭いところでよく商売していたよなと感心。
なんていうところで、深川江戸資料館については明日も続きます。
【おまけのワンポイント】
・猪牙舟は時代劇にもよく出てくるもので、船頭さんが一人で櫓で漕ぐタイプの舟。浅草山谷にあった吉原遊郭に通う客がよく使ったため、山谷舟とも呼ばれていたんだそうです。