【この記事のポイント】
・自由が丘のポルトガル料理『マヌエル・ヴィーニョ・エ・ペティスコス』、チキンのローストにタコのリゾットという食材に日本の家庭料理との共通性を垣間見る
母の誕生日祝いと父の日とで、自由が丘で家族揃っての食事。
妹が予約してくれたのは『マヌエル・ヴィーニョ・エ・ペティスコス
』というポルトガル料理のお店。
四ツ谷店には行ったことがあるそうで、なかなか美味しかったんだそうです。
お店は『ナナズグリーンティ』という和カフェの下。
和カフェに入店してから地下に行くので、入口がわかりにくいんですよね。
表の看板をよくみると、「お店の左手から地下に下る階段で」と説明が書いてはありました。
店内にはダクトレールが張り巡らされ、照明も多数あってお洒落です。
この日はコース料理で、(《ランチ》【お肉かお魚をメインで選べるポルトガル色たっぷりのお料理を揃えたゆったり過ごしたいお昼にピッタリのプラン】<全7品>)。
店名にヴィーニョ、ポルトガル語のワインの文字があるので、ワインを飲まない訳にはいかない。
まず軽めにと、Casal Garciaをチョイス。
それではお誕生日おめでとう、お父さんいつもありがとうということで乾杯!
微発泡、爽やかな青りんごのようなフルーティさ。
飲み込んだ後にもフレッシュな香りが残り、暑い季節にはぴったりの白。
まずは野菜のコンソメスープ。
特別な味ではなく、普通に美味しい一品。
続く前菜、盛り付けが楽しいですね。
左はサラミと生ハム、そしてモツのテリーヌ。
中央の魚の器に入っているのはエスカベッシュ、一番右は…あれ、何だっけ。
写真で見ると、蕪・セロリかキュウリが入っているマリネっぽいんだけど…
味もよく覚えていないのは、美味しいワインが効いたからだろうか。
そのワインですけど、お次は重めの白にしようと。
お店のスタッフ… いや、ソムリエに相談してみたところ3本を持ってきてくれ、最もドライだというATLANTICOを選んでみました。
花のようないい香り、フルーティさもありながら樽の力強い風味もしっかり。
この樽の風味とミネラル感がドライだと感じる源のようで、余韻も長く残るいい味わいでした。
メインの鶏もも肉、フランゴアサードという料理はロースト。
肉は香味野菜で2日間マリネして柔らかくしているそうですけど、ローストしてあってもかなりの大きさです。
こりゃ食べでがあるぞとナイフでコキコキ、肉汁がサッと流れる様子からしっとりと焼かれているのがよくわかります。
一口食べてみると、おぉ、柔らかくて鶏の美味さがしっかりと伝わてきていい味。
うん、美味いと、思わず呟いてしまういい味です。
味変用として持ってきてくれた3種、ワインヴィネガー、オリーブオイル、唐辛子のソース。
試しにと少量ずつ食べてみたところ、どれも甲乙つけがたくそれぞれの特徴でいい具合の味になってくれるんですよね。
どれか一つには決められず、3種を交互に使いましたけど、唐辛子のソースが一番多かったのは辛いもの好きの性。
アロッシュポルボ、タコの雑炊だそう。
優しい味付けのポルトガル料理の〆にはもってこいの味、出汁がきいていていい味なんですよ。
メインは焼鳥、〆はタコ飯。
この2品だけみると、日本の家庭料理にも通じるところがありますね。
デザートはエッグタルトとアイスクリーム、エッグタルトは半生っぽく仕上げてあります。
どちらも自家製らしく、エッグタルトのザクッ、トロッとした食感と甘さ、更にアイスクリームとあわせてコクを増したり。
カロリーは少々高そうですけど、美味しいことは間違いないというのはご想像頂けますよね。
いいお店を選んでくれた妹に、素晴らしい料理を提供してくれたお店に感謝。
美味しかった、ご馳走さまでした。
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