・淡路島の廃校を利用した商業施設「のじまスコーラ」は、おしゃれな空間でショッピングやグルメを楽しめる人気スポット。
・玉ねぎを使った商品や動物とのふれあいも魅力、卒業制作展など地域とのつながりも感じられ、大人も子どもも楽しめる複合施設。
千葉の保田にある「道の駅 保田小学校」ってご存知でしょうか。
廃校になった保田小学校を道の駅に改装、2014年にオープン。
道の駅最強ランキングで全国1,213の施設のなかで2位、関東エリアでは1位になったりしているので、関東在住の方には知られているんじゃないかと思います。
淡路島にある『のじまスコーラ』、道の駅ではないものの、廃校になった小学校を活用した商業施設という点は同じ。
オープンしたのは2012年なので、実はこちらの方が先だったと知ってちょっと驚きました。
運営しているのは「株式会社パソナふるさとインキュベーション」、パソナグループの会社です。
数年前になると思いますけど、本社機能を淡路島に移転すると発表しているパソナ。
この施設だけでなく、近くにある「ニジゲンノモリ」もパソナグループの経営。
淡路島の再生・振興に本気で取り組んでいるんだということがよくわかります。
道の駅 保田小学校と比べると駐車場も狭く校舎も小さいものの、建物のデザインや色使いはなかなかオシャレ。
年間15万人もが訪れる観光スポットなんだそうです。
今回は1Fのショップエリアを軽く覗いた程度でしたけど、2Fには本格的な創作イタリアン「リストランテ・スコーラ」があったり、BBQテラスもあったり。
ここならではの個性ある商業施設というのがよくわかります。
卒業記念制作、おそらく本物なんでしょう。
「これ、実は俺の手なんだよ」なんて卒業生達も自慢できるであろう展示、いいですね。
淡路島といえば玉ねぎ。
詰め放題コーナーなんかもあったりと魅力的だったものの、千葉の自宅まで持って帰るのは難儀だろうなと諦めて。
試飲した玉ねぎスープが美味。
買おうかと思いながら店内を見ていたら時間がなくなってしまい、これも買えず残念。
似たようなものを神戸空港で買えたのは、せめてもの救いだったかなと。
テントのような休憩コーナー、これも玉ねぎ型ですね。
他では見たことがない、珍しい一品。
のじま動物園、うさぎやモルモット、羊やアルパカなどを飼育しているんだとか。
餌を買うと入場できるそう、動物好きな子供なら喜ぶはず。
動物は餌を貰えるし、わずかとはいえ運営側にも収益にはなるだろうし、なかなか上手い仕組みを考えたなと感心です。
私が惹かれたのは、この「ヤギの空中散歩」。
えっ、ヤギって飛べるの? 一体どうやって?
なんて期待して暫く見ていたものの、そもそもヤギの姿すら見えず。
心残りではありましたけど、ランチの前に周りたい観光地に向かうことにしました。
のじまスコーラ
兵庫県淡路市野島蟇浦843
0799-82-1820
営業時間 10:00〜19:30(平日は10:30〜)
定休日 水曜日