ランチはどうしようか…そうだ。
横須賀線ホームの『常盤軒』、前回蕎麦を食べて美味しかったので、あそこに寄っていこう。
むむっ、カレーを前面に押し出しているのか。
蕎麦は美味しいのは当然、カレーも美味しいよ、そんなメッセージなんでしょうね。
確かに、立ち食い蕎麦屋さんのカレーはじっくりと煮込まれていて美味いもの。
すっかりのせられて、今日はカレー520円を食べてみよう。
食券を買って店内に...
あれっ、満席… というのは立ち食いには合わない言葉ですけど、カウンターに入り込む空きはなし。
立ち食い蕎麦屋さんで待つとは思わず、まぁそれだけ人気があるということでしょう。
食べ終えた方の後に入ると、店員さんからは「こんにちは。お待たせしてすみません。」とご丁寧なお詫びにかえって恐縮。
「サービスでスープをお出ししますけど、お飲みになります?」
この「サービス」、待たせたことへの謝意としてなのか、カレーには標準でつくの意なのかは不明ながらも、「はい、頂きます。」
カレーライスは、蕎麦よりも更に短時間での提供。
煮込みに煮込まれて具なしになったカレー、給食みたいな器だな。
よし、頂きます。
ルーを少量…うん、期待通り。
ごくごく普通のカレーながらも、長時間かけて煮込んだという旨さ。
ところで、立ち食い蕎麦屋さんのカレーは本当に長時間煮込んでいるんだろうか。
衛生のことを考えると、日を跨いでというのは難しいと思うんですけどね。
この味わい深さは、本当は煮込み時間じゃないのかもしれずですけど、家庭でその日のために作るものより味わい深いのは明らかだなと。
そうだ、スープはどうだろう。
ネギが浮いているというのは中華店のスープと同様、味付けは薄いので旨味が勝負。
これがカレーにピッタリとあって、なかなかの仕上がりでした。
熱々のカレーライスもスープも、食べ進めるうちに徐々に温度が落ち着いてきて更に美味さを感じるように。
ジャンキーな一品とはいえ、これはこれで食としてのジャンルを確立しているよな。
そんなことを思いつつ完食、美味しかった。
ご馳走さまでした。
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