千歳市のいくら、佐藤水産の品で発色剤を使用していないものとのこと。
これが売り口上になるということは、世の中発色剤を用いるのは一般的なんだなと改めて知りました。
対するマグロは、室戸市から送られてきたもの。
定期便で「何が届くかお楽しみ」とされていた月で、漬けや刺身が届いた中の一つに本マグロがあったのでこれを使用しました。
いくらと組み合わせて海鮮丼にする、だったら何がいいのかと考えてみたところ、パッと頭に浮かぶのは鮭、要は親子丼ですよね。
そういえば、「他人丼」ってあったよなと。
よくあるのが豚肉と卵、鶏肉ではないので親子じゃないという意味での他人ということだったはず。
あれ? 開化丼っていうのもあったけど、他人丼とは何が違うんだっけ?
ネットで調べてみると、他人丼は関西の言い方、関東では開化丼というんだそうな。
そういえば、他人丼、開化丼のどちらも最近は聞かなくなったような気がするんですけど、今時の若者はこの言葉を知っているんだろうか。
息子や娘に聞いてみよう。
さまざま巡ってしまったものの、海鮮でも「他人」であったも全く違和感がないなと、マグロ&いくらという組み合わせになったという次第。
仕上がった海鮮他人丼がこちら。
さて、それでは頂いてみましょう。
まずはいくらとご飯。
塩いくらは塩分控えめの筋子みたいな味わい、控えめとはいえ塩っ辛いんですけど、ご飯とはよく合うんです。
一方のマグロ、養殖とはいえ、天然と遜色のない深い酸味。
軽く醤油を垂らすと、ご飯との相性は無茶苦茶いいんですよね。
これらを一気に、ん、もうちょっと醤油が欲しいかな。
ほんの少しだけ醤油を垂らすと、香ばしさが増していい感じに。
海苔や大葉、貝割れと混ぜるとフレッシュさが加わり、これはいい味に仕上がったなと
。
北海道と四国それぞれの自慢の味を一気に。
いやぁ美味しかった、ご馳走さまでした。
【今日のワンポイント】
・そういえばマグロの卵って食べないよなと調べてみたら、直径が1mmくらいの粒なんだそう。あんなに大きな魚体なのに、ちょっと意外な印象ですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿