普通であれば航空祭のトリ、ブルーインパルスが午前中に終わったのは、退役するFー4への手向け。
午後の機動飛行を待たずして帰路につく人もいましたけど、全体でみりゃ少数派で、皆さんお昼の1時間半を思い思いに過ごします。
我々は芝生エリアに移動して、ここでお昼を食べながらのんびり。
陽も照ってきて、ポカポカと暖かいな。
さぁて、いよいよFー4の離陸。
第301飛行隊の3機、会場に最後の飛び様を存分に魅せてくれるでしょう。
頑張れよ~
特別塗装機のターン、おぉ、翼にも黄色いスカーフが描かれていたのか。
蒼い空に映える色、ジェットの轟音と相まって心が揺さぶられますね。
様々な改良が加えられているとはいえ、基本設計から60年の機体。
この姿にジェット戦闘機の原点を感じるのは、総生産数5,200機という大ベストセラーだからでしょう。
2機編隊が目の前でブレイク、息が合ってます。
名残惜しそうに何回も、Fー4もまだまだ捨てたもんじゃないなと思わせる機動飛行を楽しませてもらいました。
さて、最後のRFー4の偵察飛行は、バスに向かいながら観るかな。
皆さん同じようなことを考えて…いや、全然そんな様子はないぞ。
カメラを構えて、離陸は今かと待っています。
立ち止まる人には、「通路で立ち止まらないでください!」と注意している場面も。
皆さん、RFー4を撮るのに殺気だってます。
そんなに気合いが入るんだったらと、歩きながら撮った1枚。
この後、偵察飛行という名からは想像できない激しい低空飛行の連続、帰らず撮っている人達が正解でしたね。
着陸のパラシュート、これも見納めか。
初めて見た時は何を今更、古風だなと思いましたけど、今となっては味があっていいなと。
派手な航空祭が寂しさを感じる場になったものの、生で観れたのは貴重な経験。
楽しませて貰いました。
【今日のワンポイント】
・今回の航空祭には、外国人も数多く観に来てました。軍関係の方なのかどうかは定かではないですけど、特別塗装のFー4にマニアが萌えるのは、世界共通のようです。
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