とある休日、この日は洗足池に。
生まれ育った大田区にありながら、行った記憶は全くなし。
もしかして、小さな頃に親に連れていってもらったことがあるのかもしれませんけどね。
池上線沿線で記憶に残っているのは、雪谷大塚か戸越銀座に映画を観に行ったことかな。
洗足池駅に到着、大田区立勝海舟記念館に行こうと歩いていると…
あれ、こんなところに風流なお寺、蒼々とした竹も美しい。
日蓮が袈裟を掛けたという松があるとのこと、ちょっと覗いてみよう。
境内は広く、洗足池の辺りまで繋がっています。
あ、なるほど、洗足は元は「千束」という字だったところ、日蓮が足を洗ったので洗足になったんだった。
袈裟を着たままだと濡れてしまう訳で、それでこの松を使ったということか。
随分と細いなと思ったら、木は当時のものではなく、3代目になるんだとか。
松の寿命は100年ほど、鎌倉時代の日蓮から3代目ということは、この地の松は長寿なんですね。
お寺の名前は妙福寺、元は浅草にあったお寺。
関東大震災で焼失して、この地にあった御松庵と移転合併したそうです。
この地に日蓮が来たのは1282年、当時60歳で、この年に亡くなっています。
立像は若くて強い意志が漲る顔つき、凛々しい佇まいに見送られながら、さて、次は勝海舟にというところで、続きはまた明日。
妙福寺
03-3729-2338
大田区南千束2-2-7
参拝自由
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