洗足池は外周1kmちょっと。
散歩には少し軽過ぎるぐらいですけど、池の景色を眺めながら歩くかなと。
まず遭遇したのは、カクカクとくねった木橋。
池の植物や生物を観察するにはいいですけど、自分が真っ直ぐ歩いているのかどうかの自信を失わせる形でもあり。
柵がついていなければ、さぞかし怖いんだろうな。
次に目につくのは赤い橋、ってことはこの先は島。
弁天島と言って、ここには厳島神社があります。
古くからある神社がいつしか池に没していて、昭和9年に再建されたもの。
弁財天様がこの地の多くの人の夢枕に現れて、というよくある話ですけど、昭和初期にもなって、そんなことがあったのか。
お、馬だ。
池月というのは、この馬の名前なのか?
ネットで調べてみると、源頼朝の名馬。
この地で突如現れた野生馬だそうで、家来の佐々木高綱に下賜されて戦場で活躍したんだとか。
池月は生食とも書き、産地には複数の説があるとのこと。
同じ名前の馬が何頭かいたのか、あるいは代替わりだったのかもしれないですね。
池月の絵馬、千束八幡神社の境内にあります。
この神社の歴史も古く、創建は西暦860年なんだとか。
神社への参道にある橋、池月橋というのか。
3連橋で面白いな、などと思いながら歩いていると、後方でバシャンと水音。
あっ、さっき池の鯉を見ていた幼稚園児くらいの女の子が落ちたのか!
振り返ってみると、その女の子の横から、同い歳くらいの男の子が池から上がってきたところでした。
父親らしき方と会話をしていたので、そのままその場を後にしたんですけど、男の子はなぜ落ちたのか。
もしかして、あの女の子が… いや、余計な心配はやめておきましょう。
そんなこんなの洗足池を離れて、さて、次はたこ焼きを食べに行こうっと。
千束八幡神社
03-3727-7584
大田区 南千束2-23-10
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