モーションウィジット

2026年7月31日金曜日

【グルメ】どん兵衛クラムチャウダーうどんの奇策!貝の旨味と平打ち麺の共演

【この記事のポイント】
・朝食のパン切れから始まった、期間限定どん兵衛クラムチャウダーうどんとの出会い
・アサリの潮の香りとクリーミーなスープが、もっちりうどんの麺と生み出す洋風パスタ感


朝食の緊急事態と、異色のどん兵衛との出会い

とある日の朝食、あ、しまった。
パンを切らしてしまった。

こんな時のため、もってこいのものがストックしてあるんですよ。

「どん兵衛 ボストン風クラムチャウダーうどん」
え〜、どん兵衛のうどんがクラムチャウダーに?

一瞬、意表をついた組み合わせに脳が混乱するんですけど、よく考えてみると合わないこともないだろうなと。
アサリでとった出汁はうどんによく合うのは間違いなし、どん兵衛のもっちり麺はスープパスタに通じるところもあるような。

店頭で見かけた時、「お〜、こりゃブログのネタにいいぞ」とも思ったんですよね。
こういう発想をしてしまうのはブロガーの悲しい性ではありますけど、おかげで様々な新しいものを体験できるし、目にするものへの感度も高まるというものですね。

濃厚なアサリだしの旨味と、和風出汁の隠し味

お湯を注いで5分。

フタを開けると、立ち上る湯気とともに漂うクリーミーなミルクとアサリの濃厚な香り。
表面には白濁したコク深そうなスープが広がり、具材のポテトやにんじんが顔を覗かせています。

よし、それでは頂きましょう。

まずはスープを一口… おぉこれはなかなか。
口に含んだ瞬間、アサリやホタテといった貝類のまろやかな旨味がじんわりと広がります。

ベースとなるミルクとオニオンの甘みに、アサリだしの潮の香りが重なる本格派のボストン風。
洋風ながらも、どこか「どん兵衛」らしい和風の出汁の安心感も底流に息づいているような。
しつこすぎないクリーミーさで、朝の胃袋に染み渡る実に優しい味わいです。

野菜はどうかと。
ポテト、にんじんがゴロゴロと入っており、特にポテトはホクホクした食感が残っていて、スープのクリーミーさと抜群の相性です。

もちもち平打ち麺が織りなす、スープパスタの贅沢感

麺がもっちりしているのはどん兵衛ならでは。
スープをまとってツヤツヤと輝くうどんをすすると、これがまた抜群のコンビネーションなんです。

まるでもちもち食感のスープパスタを食べているかのような贅沢な感覚。
平打ち麺のコシが、濃厚なチャウダーの旨味に負けることなく見事に調和していました。

いやぁ、美味しかった。
素敵な異種コラボ、ご馳走さまでした。

北中米の味から繋がる、ククレリャ髪型疑惑

ところで、パッケージに「スーパーゴール級!北中米の味」と書いてあるということは、これはサッカー・ワールドカップを意識したものだよな。
ってことは期間限定かな… (ネットで確認して)やはり。

これは定番にしてくれてもいいような美味しさ。
再びスーパーで見かけたので、もう一つ買っておきました。

余談ですけど、サッカー・ワールドカップといえば、スペインが優勝しましたね。
メンバーの一人、フランス戦でエムバペを完全に封じ込めていた選手ってご記憶かどうか。

彼の名はククレリャ。
トレードマークのロン毛、実は髪を洗った直後の妻の髪型にそっくり…

あ。
本日は以上にしておきましょう。




【おまけのワンポイント】
クラムチャウダーには、牛乳ベースで白いスープの「ニューイングランド風(ボストン風)」と、トマトベースで赤いスープの「マンハッタン風」の2大潮流があります。どん兵衛が採用したボストン風は、18世紀にアイルランドやフランスからの移民がニューイングランド地方に伝えたレシピが起源とされ、厳しい冬を乗り切るための温かくて合理的な栄養補給システムとして発達した歴史があるんです。

2026年7月30日木曜日

【IT】トイレ照明自動化に潜む赤外線センサーの罠と、手動スイッチという名の誘惑

【この記事のポイント】
・キッチンの消灯を防ぐために強いられた、センサーへの命乞いのような「謎ダンス」の記憶
・赤外線センサーの物理的制約による、トイレ照明自動化の無慈悲な失敗と葛藤


我が家のホームオートメーションで、購入したのに結局使っていないものがいくつか。
その一つが「SwitchBot人感センサー」なんです。

SwitchBotの人感センサーは2種類あって、無印は赤外線、Proはミリ波レーダー。
Proは完璧に人間の存在を捉えてくれるのに対して、無印は「止まっていると、人がいないと勘違いする」んです。

暗闇のキッチンと、謎のアピールダンス

キッチンの照明オンオフに、最初は無印を導入。
料理の途中で突然暗転するたび、レンジの前で大きく両手を回したり、腰を振ったりして、健気に『私はここにいますよ』とアピールする謎のダンスを強いられていました。

まぁこれはこれで見ている分には面白いものの、不便なことに間違いはなし。
結局、料理をする時間帯は点灯しっぱなしという設定にしていたんです。

その後、キッチンは人感センサーProに変更。
無印は御蔵入りでしたけど、このまま朽ち果てるのを待つだけというのも可哀想ですよね。

どこか活躍の場はないか… あ、トイレ。
トイレは照明の消し忘れ筆頭格、ここで何とか使えないかなと考えてみたんです。

こんどはしっかりと、Matter対応の照明を購入してと。

よし、と意気込んで無印人感センサーと連携させてみたものの…
結論は失敗でした。

赤外線センサーが仕掛ける、縦移動のトラップ

というのは、赤外線センサーは熱源の『横切る動き(温度変化)』を捉えるのが得意。
一方で、正面から真っ直ぐ近づいてくる動きに対しては『ただ熱源がゆっくり巨大化しているだけ』と認識され、反応が劇的に鈍くなるんだそうです。

概念でいうと、下の図のような感じです。
(実際には、家のトイレはこんなに広くない)

う〜ん、悔しい。

何か工夫はないかとGeminiに相談してみたところ…
「人感センサーは止めて、扉開閉センサーをオススメします」とあっさり。

うん、そりゃそう、そうなんだけどさ。
無印人感センサーを眠らせるのは勿体ないし可哀想、そんな思いでやり始めたわけなんだよね…

月40円の節約のために、2,000円を投じる不条理

しかも、この電球を1時間点けっぱなしにしたコストは0.17円。
1ヶ月点けっぱなしでも、わずか40円程度なんです。

このために2,000円強かけて、扉開閉センサーを購入するって…
経済合理性が全くないですねぇ。

ん、いや、そうじゃない。
これは40円節約するためではなく、地球環境保護のためなんだ。

無駄なエネルギー消費をなくし、サステナビリティ向上のためにやらなければいけない。
そう自分に言い聞かせて、結局は扉開閉センサーを購入することにしました。

それまでは元の手動スイッチに。
実は手動が最もスマート… あ、いやいや、私は何を血迷っているんだ。

この人感センサーを眠らせておくのも資源の無駄遣い、何とか知恵を絞らないとということで、この記事は締めくくっておきます。




【おまけのワンポイント】
多くの自動ドアや人感センサー照明で使われている「焦電型赤外線センサー(PIR)」は、人間が放射する微量の赤外線(体温)を検知するシステムです。
周囲の温度(背景)と人間の温度の「差」がセンサーの視野を横切ることで生じる微細な電流の変化(ゆらぎ)を捉える仕組み。そのため、静止している人や、正面からゆっくり直進してくる熱源の検知には物理的に不向きという、合理的な機能限界があるんですね。

2026年7月29日水曜日

【グルメ】ドトールで炭水化物×揚げ物に敗北!1日3食を守ろうとするアリバイ

【この記事のポイント】
・浦安病院の帰り、ドトールの冷蔵ケースで遭遇した魅力的な「炭水化物&揚げ物」コンビ
・冷やしならではのケチャップスパゲッティ感と、冷めても健在な海老のぷりぷり食感


とある日、午前中に順天堂大学医学部附属浦安病院に。

帰りがけに小腹が空いているのに気付いたんですけど…
この時間に食べちゃうとランチまでにお腹が減らないんですよね。

どうしようかなと思いながら、ふとドトールを覗いてみると…

おぉ、ナポリタン&エビカツサンド。
なんて魅力的な商品なんでしょう。

炭水化物と揚げ物という、誰もが抗えない二大欲求がひとつのパッケージに凝縮。
右には昔懐かしい洋食の定番ナポリタン、左にはぷりぷりのエビカツという、お子様ランチを彷彿とさせる贅沢なアソートの揃い踏みですね。

朝食やランチの合間の「ちょっとした小腹」を満たすには、あまりに完璧すぎる布陣。
ドトールのサンドケースの中で、このコンビだけが眩しい魅力を放っていたんですよ。

私には、この魅力に抗う術はなし。
まるで釣り上げられる魚のようにレジに並んでしまいました。

冷やしケチャップが醸し出す、ノスタルジックな味わい

よし、それでは頂きましょう。

まずはナポリタンサンドから… ん?
「ナポリタン」というよりは「ケチャップスパゲッティ」という味わい。

これは冷やしてあるせいで、ケチャップの香ばしい香り、そして甘味とコクは控えめ、塩味は若干強めに感じるんです。

とは言え、何だか懐かしさがこみ上げてくるような。
どこかの洋食屋さんで食べた… いや、もはや思い出せないな。

冷めても主張する、エビの存在感とソースの調和

そしてエビカツ。
こちらも低温なので、海老の風味が控えめなんです。

でもこのぷりっとした食感はなかなか。
ソースと一体化した味わいは、パンの美味しさと見事に調和していました。

なんて感じで、ナポリタン、エビカツのどちらも個性的ではあるものの、ドトールの力作を堪能。
ご馳走さまでした。

1日3食を死守するための、カップヌードルというアリバイ

え? それでランチはどうしたのかって?

いやぁ、大事なのは決まった時間に1日3食。
そりゃどんな状況でも、12時から13時の間にはきっちり昼食を摂るものですよね。

この日は軽めに、日清のカップヌードル。
懐かしさに浸れる味わい、美味しかったですよ。
カップヌードルなら、カロリーもまだ控えめですしね。




【おまけのワンポイント】
喫茶店やカフェの定番「ナポリタン」は、戦後に横浜のホテルニューグランドの総料理長が考案したものがルーツと言われています。
当時、進駐軍が食べていたトマトケチャップ味の軍用パスタをヒントに、日本人の味覚に合うようアレンジされ、喫茶店の定番メニューとして全国に普及。安価な食材でスピーディーに提供でき、冷めても味が落ちにくいという特徴は、日本の喫茶店文化における極めて合理的なファストフードデザインだったわけですね。

2026年7月28日火曜日

【グルメ】螺旋階段の先に超冷やし担々麺!激辛なのかどうかは午後までわからず

【この記事のポイント】
・大手町のオフィス街に潜む「好来」の螺旋階段を下り、いざ夏の定番ランチへ
・時間がかかるのにも納得の超冷え冷え仕様。ギュッと締まった平打ち麺とゴマの深いコク


大手町オフィス街の螺旋階段と、夏の冷やし対決

とある出社日、この日は会社の仲間とのランチ。

暑い日ではあったんですけど、同僚も外を歩くのは嫌じゃないとのことで… そうだ。
まだ歩く距離が短いところにある『中国酒菜 好来 大手町店』に行ってみることにしよう。

このお店、過去にも何回か入ったことがあるんですけど、お店までの螺旋階段が凄いんですよ。
地下に向かってぐるぐると…いったい何回転するんだろう。

実際は2回転くらいなんでしょうけど、ジェットコースターに乗れない私。
この高低差と回転は、ちょっとした関門なんですよね。

この関門が効いているせいか、あるいは11:45というランチピーク直前という時間のタイミングがよかったのか。
席はまだ半分も埋まっておらず、待たずにランチにありつけるというのもありがたい。

さて、そろそろ冷やしものもあるんじゃ…
おぉ、冷やし担々麺980円、よし、今日はこれにしましょう。

待つこと10分弱、運ばれてきた冷やし担々麺。
結構時間がかかったよなと思いながら、それでは頂くとしましょう。

氷点下級の冷たさ!ゴマが引き立つ平打ち麺のコシ

麺とモヤシを混ぜて、まずは一口。
おぉ、こりゃ超冷え冷え。

なるほど、だから時間がかかったのか。
暑いなか来店してくれたお客さんへの感謝が、この冷たさに宿っているというわけですね。

よく冷やされた平打ちのストレート麺は、ギュッと締められていて驚くほどコシが強い。
そこにとろりと絡みつくのは、ゴマの芳醇なコクと甘みが引き立つ濃厚なスープ。
トッピングされた肉味噌の旨味、そしてシャキシャキの茹でモヤシとかいわれ大根の食感が、素晴らしいリズムを生み出しています。

ただ冷たいだけでなく、全体の具材がしっかりと冷やし用に調和している。
箸を進めるたびに、胡麻の風味と程よい酸味が口いっぱいに広がり、夏の蒸し暑さが一瞬で吹き飛ぶようです。

これで身体も冷え冷え、いやぁ美味しかった。
ご馳走さまでした。

冷たさがもたらす麻痺と、午後からの『審判』

ところで、この担々麺は辛かったかというと、感覚的には「ピリ辛未満」。
キンキンに冷えている食べ物は辛さがマイルドになる、これは想像がつきますよね。
なので、実際にはどの程度辛いのかがわからんのです。

実際にどの程度辛いものなのかは、午後になるとわかるんでしょう。
仕事中にお腹が痛くなったり、会議を抜け出してトイレにかけこんだり…

そんなことになったかどうかは、ご想像にお任せします。

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【おまけのワンポイント】
あるアンケート調査によると、夏に食べたくなる味覚として「辛いもの」は第2位の約47%を占めているそうです。さらに、暑い季節に「冷やし麺」を週に1回以上食べる人は全体の約59%に上るんだとか。辛さと冷たさを同時に満たし、夏バテ防止のスタミナ補給にもなる冷やし担々麺は、暑い季節のビジネスパーソンにとって、極めて合理的かつ最強のランチシステムデザインだと言えますね。

2026年7月27日月曜日

【IT】Echo Show 8の超音波センサーに挑む!匍匐前進ステルス接近の野望

【この記事のポイント】
・Echo Show 8(第4世代)に搭載された、潜水艦のソナーと同様の「超音波センサー」の実力
・SwitchBot人感センサーProの役割を代替。30分固定の消灯タイマーがもたらした意外な快適さ


アマゾンの半額セールに釣られてEcho Show 8(第4世代)を購入、というのはこの記事に書いた通り。
Matterの中継機として活用していくのはこれからとして、まずは人感センサーを活用してみようというのが今日の記事です。

キッチンに配備された、潜水艦並みの超音波ソナー

このEcho Show 8、人感センサーがついているんです。

私は「カメラで捉えた画像で反応」というのを「人感センサー」と称していると思い込んでいたんですけど、実はもう一つ。
超音波センサーなるものがついているんだとか。

なんでも、コウモリやイルカ、あるいは潜水艦のソナーと同じ仕組みなんだそう。
人間には聞こえない高周波の音を放ち、それが壁や体に跳ね返って戻ってくる時間で距離を測っているとのことです。

カメラの画像解析とは違い、暗闇であろうが障害物の裏であろうがお構いなし。
空気の揺れや微細な動きを捉えて、確実に人間を検知するのだから大したもの。
いわば、我が家のキッチンに極めて優秀な防犯システムが配備されたようなものですね。

SwitchBotからのバトンタッチと、30分点灯の意外な快適さ

Echo Show 8は、キッチンとダイニングの間にあるカウンターに設置してあります。
また、キッチンの照明は、SwitchBot人感センサーProで「人がいる時はオン」「いなくなったらオフ」と切り替えているんです。

Echo Show 8の人感センサーを使って、これの代替ができないか。
もしできれば、SwitchBot人感センサーProを別の用途に転用することができるというわけですね。

よし早速と設定してみると… おぉ、見事に作動。
人がキッチンに近づくと、空気の揺れを検知してキッチン照明がパッと点きます。

キッチンに居る間は、カメラがセンサーとなってしっかり人間を捕捉してくれ、照明が消えることもなし。
これならば十分、SwitchBot人感センサーProが担っていた役割を代替してくれますね。

唯一の違いは、「人がいなくなったらオフ」の挙動。
SwitchBotはいなくなったら1分オフの設定にしていたのに対して、Echo Showは「30分固定」。

なので30分は照明が点きっぱなしになるんですけど、キッチン照明はダイニングにも届いているので、逆に今までが点いたり消えたりし過ぎていたように感じるように。
LEDは元々省エネなので、そこまで神経質にオンオフする必要はないようです。

超音波の死角に挑む、匍匐前進ステルス作戦

この超音波センサー、どの程度凄いんだろうか。
Geminiに聞いてみましょう。

「Echo Show 8の超音波センサーって、蚊を検知できる?」
「蚊に反応することはまずありません。人間の動作スケールに最適化されているので。」
なるほどねぇ。

「それじゃ匍匐(ほふく)前進して近づいたら?」
「検知されてしまいます!床との擦れによる微振動や空気の揺れが発生します。」
ダメか…

「1mを3分ほどかけて匍匐前進したらどう?」
「むむっ…これは… Echo Show 8を欺いて完全ステルス接近に成功する可能性が非常に高いです!」

おぉ、これなら行けるか!
よし。
ってところで、今日の記事はこれまで… え?

1mを3分、実際にやってみたのかって?

そりゃ聞くだけ野暮ってものですよ。
私の歳になると、そもそも匍匐前進ができるかどうかすら怪しい。

仮にできたとしても、そんな姿を家族に見られようものなら…
踏みつけられて、Echo Showにも気付かれて…
想像するだけでも恐ろしいですね。




【おまけのワンポイント】
超音波センサーは、発信した超音波(人間には聞こえない20kHz以上の高周波)が対象物に当たって跳ね返るまでの時間を計測する「ToF(Time of Flight)」というシステムを利用。カメラによる画像認識と違い、被写体の色や部屋の明るさ(暗闇)、逆光の影響を一切受けないため、スマートホームデバイスや自動車の衝突防止センサーとして極めて合理的な仕組みなんですね。

2026年7月26日日曜日

【グルメ】韓国土産「いいえ」ラーメン?旨辛スープと獄激辛のトラウマ

【この記事のポイント】
・妹夫妻から貰った韓国土産の袋麺、Googleレンズの怪しい翻訳を頼りに調理
・真っ赤な見た目に反して、貝だしの深い旨味とニンニクが効いた絶妙なピリ辛スープ


とある日のランチ、今日は…そうだ。
妹夫妻の韓国土産、ラーメンを食べてみることにしよう。

パッケージにはハングル文字しか書いていないので、こりゃGoogleレンズに頼るっきゃないですね。

商品名は……「いいえ」?
う〜ん、こりゃ明らかに間違いでしょう。

まあ商品名自体は作り方に関係なし。
ニンニク貝って、そういう貝があるのか、あるいはニンニクと貝なのか…
これもまぁどうでもいいか。

裏面には色々書いてありますけど、大事なのは3点。
・お湯の量は500ml
・調理時間は4分
・粉スープとフレークは最初に、麺と同時に入れておく。

にしても麺を「綿」と表記するなど、Googleレンズもかなり適当ですねぇ。

指示どおりに作り始めて…うわ〜赤いなぁ。

私は辛さにはそこそこ強いですけど、4年前に一度、ペヤングの獄激辛 Finalに完敗したことがあったんですよね。
以来、多少弱気になってはいるんですけど、まあ作り始めてしまったので仕方ない。

完成形がこれ。

玉子を溶けばマイルドになるというのは知ってはいるものの、ここは逃げちゃいけないですね。
潔く正面攻撃、よし、まずはスープから頂きましょう。

一口すすってみて……。
ん? ピリ辛かな。(←本心はホッと一安心)

貝だしの濃厚な旨味がしっかりと土台を支え、そこにニンニクの香ばしい風味がガツンと。
見た目の真っ赤な凶暴さに反して辛みは程よいマイルドさで、むしろスープ全体のコクを引き立てる役回りです。

貝の優しさとニンニクのパンチが、絶妙なバランスで同居している。
喉を通るたびにじんわりと身体が温まる、非常に奥行きのある旨辛スープです。

続けて麺。
ん? おぉ、なかなか美味しいじゃないですか。

日本の袋麺よりも明らかに太く、もちもちとした弾力。
口に滑り込ませれば、ツルツルとした非常になめらかな喉越しが実に心地よい。
煮込んでもコシが全く崩れず、太麺ならではの噛みごたえが、濃厚な貝だしスープをしっかりと受け止めています。

日本のインスタント麺が繊細さを追求するのに対し、こちらは麺そのものの力強い存在感で勝負している。
この力強いもちもち食感こそ、韓国の袋麺の真骨頂なんですね。

旨味たっぷり、麺の食感もいいラーメン。
いや〜美味しかった、ご馳走さまでした。

それにしても、辛いもの大国の韓国といっても大したことはない。
これは非常に美味しかったじゃないかと満足しながらネットで調べてみると…

この『マップテン(マイルド味)』は、韓国の激辛界隈では『ピリ辛』の入門編レベル。
辛さのランクで言えば中の中、下手したら下の中くらいの立ち位置なんだそうです。

これの上には、さらに青唐辛子を文字通り山盛りにしたような、激辛モンスターたちが控えていると。
う〜ん、おそるべし辛いもの大国。

今回は美味しく完食できて安堵したものの、もし間違えて本家最強クラスのやつを掴まされていたら…
あの2022年の「ペヤング獄激辛Final」の、胃がねじ切れるような悪夢に…
いやぁ、冷や汗ものですね。




【おまけのワンポイント】
韓国のインスタントラーメンの麺は、日本のものに比べて太く、煮込んでも伸びにくいのが特徴。
これには原材料に小麦粉だけでなく「ジャガイモ澱粉」が練り込まれており、加熱するとデンプンが糊化して強い粘りと弾力を生むという合理的な製法によるもの。鍋料理(プデチゲなど)のシメとして最初から一緒に煮込んでもコシが崩れず、スープの旨味をしっかり吸い込み続ける、鍋文化に適した極めて頑丈なシステムデザインなんですね。

2026年7月25日土曜日

【グルメ】【グルメ】西船橋で秋刀魚ラーメン!減塩スープの罠とサンマーメン悪戯妄想

【この記事のポイント】
・西船橋の住宅街に佇む「創作麺処 後関」で、スマホ注文から始まるハイテク鮮魚ラーメン体験
・「本日の鮮魚」に並ぶ秋刀魚。濃厚なさんま白湯スープと極薄レアチャーシューの圧倒的な完成度
・さんまラーメンから妄想する、「サンマーメン(もやし餡)」と絡めた初心な人への愉快な悪戯


とある休日、この日は西船橋でランチ。
昨日書いた「東中山台遺跡群」見学の後、たまには西船もいいかなと歩いてきたんです。

以前から気になっていた、駅から少し歩いた住宅街にある『和風魚介出汁創作麺処 後関』へ。

オープンしたのは2年ほど前だったか、この前を歩く時はいつも開店前。
「後関」って「ごかん」? いや「ごせき」かな。

看板は赤と黄色で町中華風だけど、出汁に特徴があるラーメン、ということらしい。

暖簾をくぐり、スマホで注文する現代的システム

店内に入るとメニュー表はなく、卓上のQRコードをスマホで読み取って注文するスタイル。
その日の仕入れで魚介の種類が変わるのか、画面には魅力的な鮮魚の名前がずらりと並んでいます。

この日の私の狙いは、オススメの「さんま(秋刀魚)」。
まだ夏になったばかりだけど、無性にさんまを味わってみたくなったんですよね。

秋刀魚の旨味を凝縮した、至高の白湯スープ

運ばれてきた一杯は、実に見事なビジュアル。
ピンク色の極薄レアチャーシューが器を覆い、中央には刻みねぎと三つ葉が彩りを添えています。

よし、それでは早速、頂きましょう。

まずスープを一口…
おぉ、さんまだ。

特有の芳醇な香りと、白湯ならではのクリーミーなコクが口いっぱいに広がります。
魚介の雑味は完璧に排除され、旨味だけが濃縮されている印象ですね。

今回は中盛り、縮れ麺にしてもらっています。

パツッとした小気味よい歯ごたえで、スープの持ち上げも抜群。
ねぎのシャキシャキ感と辛味が、濃厚な秋刀魚白湯の良いアクセントとして機能しています。

「本日の鮮魚」が語る、圧倒的なオリジナリティ

しばらく食べ進めていると、ふと気づく違和感。
スープの塩気が、何だか物足りないような…

後で見返したところ、店頭の看板に「濃厚なのに、塩分濃度0.7%」と。
塩分濃度が低いというのが売りなので、健康的だと納得しておくのがこの店の作法というものです。

むむっ、そうだ。
スマホメニューのトップに、スープ味変用の「わさび」って書いてあったっけ。

健康のため、塩分ではなくわさびの辛味で刺激を。
これこそが、店主からお客への隠されたメッセージというわけだったんですね。

塩が足りないのも、まあ食べ進めれば慣れるもの。
最後の一滴までスープを飲み干し、大満足でご馳走さまでした。

サンマーメンを巡る、愉快な「秋刀魚」の罠

余談ですけど、さんまラーメンというと、サンマーメンを思い浮かべてしまうのは私だけでしょうか?

サンマーメンは、野菜や豚肉を炒めてとろみを付けた餡をのせる麺なので、秋刀魚とはまるで関係ないんです。
物理的にも、味の上でも。
でも、初心な人をからかうには絶好のネタになりそう。

「ねぇねぇ、今度サンマーメン食べに行かない? さんまをじっくりと煮出したスープが美味しいラーメン。」(w)

最後まで信じ込ませれば、彼/彼女は人に語るに違いない。
「この週末、美味しいサンマーメン食べてきたんだ。さんまの出汁がよくきいたスープが美味しかった〜」

この一言で、周囲がドン引きになる様子が想像できますねぇ。
いやぁ、愉快、愉快。

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【おまけのワンポイント】
サンマーメン(生馬麺)の発祥は昭和初期の横浜中華街。名前の「生(サン)」は中国語で「新鮮でシャキシャキした食感」、「馬(マー)」は「上に載せる」という意味を持ち、新鮮な野菜の餡を載せた麺という合理的な命名です。秋刀魚(さんま)とは完全に無関係ですが、その響きのせいで今日もどこかで「秋刀魚のラーメン」と誤解する人が生まれているのかもしれませんね。

2026年7月24日金曜日

【散歩】西船橋の遺跡見学会へ!古代のミニマリストと日焼けで脱皮ダコと化した私

【この記事のポイント】
・西船橋の住宅街のど真ん中で開催された、東中山台遺跡群94次調査地点の遺跡見学会へ突撃
・奈良・平安時代の竪穴住居跡20軒以上と、三度の飯よりカマドを愛する担当者のこだわり


とある休日、この日は東中山へ。
何日か前に書いた「東中山台遺跡群」の見学会が開催されていたんです。

真夏の暑さだし、見に来る人なんてほぼいないだろう。
そんな予想は見事に裏切られ、開始の10時には100人近くの方が集まってきました。

住宅街の地下に広がる、奈良・平安の集落跡

普段は入れないエリアから遺跡を眺めると……おぉ、こんなに穴があるんですねぇ。

今回公開されたのは、主に奈良・平安時代(8世紀初め〜11世紀初め)の竪穴住居跡。
地面を四角く掘り込んで作られた住居の跡地が20軒以上も見つかっており、それぞれ一辺が3〜4mほどなんだとか。

現代のワンルームマンションよりもかなりコンパクトなスペースに、当時の家族が肩を寄せ合って暮らしていた様子がリアルに想像できます。
現代のミニマリストも真っ青の超コンパクト設計、というわけですね。

こちらは住居の北側の壁に設けられた「カマド(竃)」の跡。

煮炊きをするための調理スペースで、粘土と砂をドーム状に固めて熱効率を高めていたんだそう。
パンフレットに「三度の飯よりカマドが好きな担当者が調査しています」と書いてあった通り、並々ならぬ熱意が遺構のディテールから伝わってきます。

で、ここで驚いたのがカマドの手前にある段差。
一段深くなっているところは住居だった時に掘られたものではなく、現代の重機によるものなんだとか。

発掘される前、この地は畑だったそうで、畑を耕すのに重機を利用。
その時に遺跡の床面を削ってしまっていたとのことです。

土の断面をみると、濃い茶色の層が残っているかどうかの違いがありますよね。
ザックリと耕した際、表面の土だけでなく、その下にあった平安時代の床面まで一緒に削られてしまったのがよく分かります。

いや〜、こんな事実は実際に発掘に携わっている方の解説を聞いてはじめてわかるもの。
いい勉強になりましたよ。

遺跡発掘の現実

ここに至るまでの過程を説明したパネル展示も。

まず、現代の地層を除去すると、そこに現れるのが黒いシミ。
これが先ほど解説した「濃い茶色の層」ですね。
ここを丁寧に手で掘っていくと、土器が出てくるんだとか。

そして床面はというと、「かなり硬い土」というのでわかるんだそうです。

遺跡に住んでいた人たちによって、長年踏み固められている。
そんな生活の蓄積が土の硬さに出るんだというのも、新鮮な響きでした。

少しややこしいのが、深く掘られた部分のなかには平安当時から掘られたものもあるということ。
これは住居のすぐ外に掘られた「土坑(どこう)」、食料の貯蔵庫やゴミ穴として利用されていた丸い縦穴です。

地味な穴に見えますけど、当時の貝殻や土器片などの生活ゴミが詰まった、貴重なタイムカプセルなんだそう。
ここは焼土が出てきたとのことで、普段から燃えカスを捨てていたのか、あるいは火災で燃えてしまった廃材を捨てたのか。このあたりは不明なんだそうです。

遺跡はこの後どうなっていくのか

せっかくここまで掘った遺跡ですけど、この後は保存されるのか。

いやいや、ここは現代の論理が優先。
埋めて元々の建設工事を再開するとのことで、この地は地上3階建て110床の特別養護老人ホームになるようです。

あらかじめ開発前に試掘を行って遺跡の有無を確認し、発見された場合はこうして本調査(発掘)がスタート。
図面や写真、3Dスキャンなどの膨大なデータとして記録(記録保存)された後、すべて埋め戻されるんだとか。

その上に近代的な建物が建つことで、遺跡としての実体は消え、データと出土品だけが未来へ引き継がれるのが都市開発における発掘の現実のようです。

タコに脱皮に、父親の哀愁

夜、風呂に入ろうとスマートウォッチを外したところ…
覆われていたところは真っ白、というか覆われていなかったところが真っ赤に。

その様子を見ていた妻、「帰ってきた時はタコみたいな色していたよ」と。
そりゃタコは好物だからいいんだけど…
(先日食べたシマダコは美味しかった)

ここに娘からのトドメの一撃。
「お父さんが脱皮する季節が始まったね。」

タコに脱皮か…
一応私も人間なんだけどなぁと思いつつ、いよいよこれから夏本番。
今年も楽しまなければですね。




【おまけのワンポイント】
東中山台遺跡群から出土した「紡錘車(ぼうすいしゃ)」は、古代の糸紡ぎ器の部品です。丸い石や土器片の真ん中に穴を開けたもので、棒を通して独楽(こま)のように回転させ、その回転の慣性(勢い)を利用して繊維を撚り合わせながら効率的に糸を作っていたんだそう。シンプルな構造ながら、当時の人々が手作業で行っていた糸紡ぎの作業速度を爆発的に高めた、極めて合理的な古代のシステムイノベーションだったんですね。

2026年7月23日木曜日

【グルメ】冷凍で蘇るジョナサンの伝説!タンドリーチキン&メキシカンピラフと私の動物的本能

【この記事のポイント】
・ジョナサンの看板メニュー「タンドリーチキン&メキシカンピラフ」を冷凍食品で発見
・チリやクミンのスパイシーな風味と、驚くほど柔らかくジューシーなチキンの高い再現度


在宅勤務の日、冷凍食品で昼食を済ませることが多い今日このごろ。
スーパーで美味しそうなものを見つけると、なくならないうちにとその場で購入するよう心がけているんです。

そんな品の一つ、「タンドリーチキン&メキシカンピラフ」。
これ、実は懐かしいメニューで、職場の近くにあった『ジョナサン』に行くとほぼ毎回食べていたものなんです。

スパイシーなメキシカンピラフの上に、こんがりと焼き上げられたジューシーなタンドリーチキンが2枚。
ファミレスメニューとは思えないスパイスの本格的な香りと、ボリューム感が多くのリピーターを産んでいた一品でした。

レンジ5分で蘇る、青春のフラッグシップ

レンジ5分で完成、あの味は再現できているのかどうか。
よし、それでは頂きましょう。

記憶を超えるクオリティ!スパイス香るピラフ

まずはメキシカンピラフから。
口に入れた瞬間、チリやクミンのエスニックなスパイスの風味がフワッと鼻に抜けます。

パラッとした絶妙な水分量で、冷凍技術の進化のおかげか、お店の味が実に見事に再現されている。
お米自体は当時のものとは少し違う気もしますが、むしろ米一粒一粒に旨味がしっかり染み込んでいて、記憶の味より美味いかも。
程よいピリ辛さにスプーンが進み、かつてのランチタイムの記憶が鮮明に蘇ってきます。

驚くほど柔らかい!旨味がフュージョンするチキン

続いてタンドリーチキンへ。

こちらも一口頬張ると、ヨーグルトと各種スパイスで漬け込まれた、あの独特のコクと酸味がまさに記憶通り。
レンジで温めただけなのに、鶏肉が驚くほどしっとりと柔らかくジューシーで、パサつきが一切ないんですよね。

スパイシーなチキンの旨味がピラフと合わさることで、さらに旨さのギアが一段上がる。
噛むほどに溢れ出すジューシーな肉汁、ピラフのピリ辛さと完璧なフュージョンを見せてくれています。

ポイントは、少量のコーン。
これを加えて食べると、お〜この味だと。

当時の空気感が蘇り、懐かしさがこみ上げてくるんですよね。

…あれ。
そういえば最近書いた記事で、「歳をとると同じものを食べるようになるのはなぜか」ということを書きましたね。

「単なる頑固や手抜きではなく、身体の変化に合わせた合理的な脳のエネルギー最適化戦略なんだ」
なんて、偉そうに書いたっけ。

でも、ジョナサンによく行っていたのは30歳代のこと。
当時から「同じものを食べていた」ということになりますねぇ。

う〜ん。
どうやら私の場合は、「合理的な脳のエネルギー最適化戦略」なんて高度なものじゃないんだな。
ただ「美味しい」と感じたものを繰り返し食べる、そんな動物的な本能に根ざすものだったんだと自覚。

ともあれ、美味しい食事に感謝。
ご馳走さまでした。




【おまけのワンポイント】
タンドリーチキンの美しい赤色は、本来「タンドール(土窯)」の高温でじっくり焼く際、パプリカやサフラン、トウガラシなどのスパイスをブレンドしたヨーグルト液が炭火で凝縮された色。また、鶏肉をヨーグルトに漬け込むことで、ヨーグルトに含まれる乳酸が肉の繊維をほぐし、水分を保持する効果があるため、電子レンジ加熱でも驚くほどしっとり柔らかい食感をキープできるんだそう。
科学的にも合理的なインドの知恵が、日本の冷凍技術と合わさって自宅で手軽に再現されているんですね。