【この記事のポイント】
・仕事で家に来ていた息子が頼んだ、本八幡の韓国料理『古里屋』のデリバリー
・早炊きご飯より早く到着した物流スピードと、想像を遥かに超えた本格的な美味しさ
とある平日、この日は息子が家に来て仕事。
私が会社から帰宅して、さて夕食はどうしようかと。
「Uberで持ってきてもらうよ、韓国料理でいい?」と息子。
ケチな私は配送料を払うのが気に食わないものの、今日は疲れているし、せっかくなのでまぁいいかな。
息子がスマホでちゃっちゃと、本八幡の『古里屋』で注文。
ご飯だけは家で炊くことにしたんですけど、まさか早炊きで炊きあがるよりも早く配達されるとは…
早炊きテクノロジー vs. 調理時間+片道2km強の物流。
まさかテクノロジーが敗北するとは… これならば近所の店に自分で買いにいくよりも遥かに早いですね。
Uberを使わないもう一つの理由、「届くまでに時間がかかる」というのは思い込み。
侮れないものだということがよくわかりました。
箸が止まらない美味しさ、ナムルと極太春雨のチャプチェ
届いた料理をオープン、さて、頂きましょう。
まずはナムルから。
もやしやほうれん草、ぜんまいがそれぞれの持ち味を活かした絶妙な味付け。
ごま油の豊かな香りがふわりと鼻を抜け、噛むほどに優しい旨味が広がります。
シャキシャキとした瑞々しい食感も心地よく、ベジファーストに最適な一品ですね。
そしてチャプチェ。
もっちりとした極太の春雨に、牛肉や野菜の旨味がたっぷり詰まった甘辛い醤油ベースのタレがよく絡んでいます。
一口ごとにコク深い旨味とごまの香ばしさが口いっぱいに。
具材の歯ごたえと春雨の弾力との対比も楽しく、実に味わい深い仕上がりでした。
ホロホロ崩れる、滋味あふれる絶品参鶏湯
参鶏湯はと。
「味が薄い」などと言われがちな参鶏湯ですけど、このお店のものはそんなこともないんです。
じっくり煮込まれた白濁のスープを口に運ぶと、鶏の豊かな旨味と漢方っぽい風味がじんわりと身体に染み渡ります。
箸で押すとホロホロと崩れる柔らかい鶏肉、旨味が凝縮されていて文句なしの美味。
もち米がスープの旨味を余すことなく吸い込んでおり、まるでお粥のようになめらかな口当たり。
食べ進めるうちに身体がほっこりする、奥深い滋味を感じる一品だなと。
濃厚チーズ海鮮チヂミとジューシーチキンの競演
さて、ここからは濃い系の料理に。
まずはチーズ海鮮チヂミ、これがいい味なんですよ。
外側はカリッと香ばしく焼き上げられ、中には海鮮がゴロゴロと入ってモチモチの食感。
そこにたっぷりと乗ったチーズがとろりと溶け込み、まろやかなコクと塩気が海鮮の旨味をさらに引き立てます。
チヂミ自体の香ばしさと濃厚なチーズの風味が合わさり、お酒にもご飯にもよく合う贅沢な味わいです。
フライドチキンはジューシーでサクサク、日本の唐揚げとはまた一味違う美味しさ。
そしてヤンニョムチキン、しっかりと甘辛の味がついています。
どちらのチキンも一切れが驚くほど大きく、箸で持つとずっしりとした手応え。
大ぶりだからこそ、フライドチキンは肉汁が中にしっかりと閉じ込められています。
タレがたっぷり絡んだヤンニョムチキンも肉厚で食べ応え抜群、鶏肉の旨味を心ゆくまで堪能できたなと。
いや〜美味しかった、ご馳走さまでした。
小さかった子がいつの間にか… 感動と、娘のバッサリ
で、全部で幾らだった?と息子に聞くと…
「あ、いいよ、たまには」と。
それなら遠慮なくとご馳走になりましたけど…
あの小さくて無邪気だった子が、いつの間にか家族に飯を奢るようになったかと思うと、これにはちょっと感動です。
で、対する娘の方はと。
この日は一人遅く帰ってきて、残しておいた韓国料理を美味しそうにペロッと全部平らげていたんです。
この翌々日だったか。
私がスーパーで買ってきたヤンニョムチキン風の漬け込み鶏肉を焼いてオカズに出したところ…
「これはヤンニョムチキンじゃない」とバッサリ。
本格的なヤンニョムチキンを食べた後だと、そう感じるのも仕方ないんですけどねぇ。
でもそこまで一刀両断せんでも… まぁ、食べさせる順番が逆だった、ということでしょうね。
【おまけのワンポイント】
ナムルやビビンバなど、韓国料理に欠かせないごま油。日本で一般的な「茶色いごま油」はごまを深く焙煎してから搾ったものですけど、本場の韓国ではより焙煎を浅く(あるいは全くせずに)搾った「太白ごま油(または低温焙煎)」を使い、素材本来の香りを活かすんだそうです。このナムルもしつこくない上品な香りが立っていたのは、ごま油の使い分けによるものなのかもしれません。



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