ボートのある週末: 【グルメ】え?イタリアンラーメン?! 新たなカテゴリの料理を食べてみた

2021年2月17日水曜日

【グルメ】え?イタリアンラーメン?! 新たなカテゴリの料理を食べてみた

「孤独のグルメ」の世界観、現代日本の都会に生きる人に共感を得ますよね。
今日はそんなグルメの記事、実籾のラーメン屋さん『豚骨イタリアンラーメン伊太そば』でのランチです。

「豚骨イタリアンラーメン」と聞いて、味の想像がつく方がいらっしゃるかどうか。
しっかりとイタリアンな味で、不思議な感覚を楽しめましたよ。

実籾駅近辺でランチをと考えて、真っ先に目がついたのがこのお店、「豚骨イタリアンラーメン」は私の味覚の範囲外だったので、これは是非食べてみようかなと。

かなり人気のあるお店のようで、行列は引っ切り無し。
私が行ったときはたまたま店内に3名しかお客さんがおらずで、並ばずに入れたのはラッキーだった、というのは店を出る時に知ったんです。

メニューは基本4種類、カルボナーラ、ジェノベーゼ、ポルチーニにアラビアータでどれも900円。
さてどれにしようかな… 一番人気はカルボナーラと書いてあるな。

よし、ここは最もラーメンらしくなく、豚骨とマッチするとは想像できないジェノベーゼにしてみようか。

待つこと5分少々で運ばれてきたジェノベーゼ。
なるほど、イタリアンだからチャーシューではなく生ハムか。

それにしても、緑色のスープが少々不気味ながするのは、映画『オーメン』を子供の頃に観た世代だからなんだろうか。

上にのっているのはチーズでしょう。
そしてヤングコーンにアスパラガスというのも、ラーメンらしからぬ具材ですよね。

まぁ食べてみればわかるでしょうということで、早速頂きます。

スープを一口…ん？おぉ、バジルだ。
爽やかなバジルが香るスープ、これがラーメンとは思えんな。

しかも豚骨の風味は全く感じずで、さっぱりとしていい味です。
アスパラ、ヤングコーンと具材を食べて、ますますラーメンからは離れていく味覚が面白い。

よし、麺いってみましょう。

ズズッと食べると… 歯応えしっかりでいい味。
この固さ、小麦粉が普通のラーメンと異なるからのようです。

パスタに使うデュラム小麦を配合しているそうで、なるほど、この麺は他では食べたことがないこのお店の個性。

バジルのスープが美味しいのでレンゲで掬って飲んでいると、底の方にドロっとした感触があるのは何だ。

すくい上げて食べてみると…あ、チーズだ。
麺に絡めて食べるため、底にもチーズを溶かしてあるんですね。

このチーズと一緒に麺を食べると、バジルのさっぱりさからガラッと風味が変わります。
後半の味をガラッと変えるとは、なかなか高度な技術じゃないですか。

なるほどねぇ、ラーメンもイタリアンも好きな私には、この味は十分にありだな。
美味しかった、ご馳走さまでした。

唯一の難点を挙げると、麺の量の少なさ。
替え玉100円を追加するのが当たり前というメッセージでしょうし、お客さんは皆さん替え玉をオーダーしていました。

捻くれ者の私は替え玉はせず、ノーマルを食べ切ってご馳走さま。
正直ちょっと少ないなと思いましたけど、替え玉が当たり前、というのは違うんじゃないかなと。