この広大な敷地、何だと思います?
答えは多賀城、奈良時代の蝦夷向け前線基地。
基地の割には建物がスカスカなのは、何があったかわかっていないということなのか。
いや、農地として使っていたのかもしれないですね。
一度多賀城もじっくりと観てみたい。
この山に囲まれた町は…わかった、鎌倉だ。
7つの切通しさえ塞げば、ほぼ陸上戦のみの中世では完璧な防御となる町。
その様子がよくわかる模型です。
このジオラマは前に来た時にもあったのか、まるで覚えておらず。
展示の量が半端じゃないので、記憶容量を超えてしまうんですよね。
京都の道を流れる用水路、酔っ払って落ちる人もいただろうなぁ。
奈良の春日若宮おん祭の田楽、平安時代から続く日本の伝統芸能らしい。
等身大で鮮やかな衣装、でもマネキンのリアルさは旧石器時代の足元にも及ばず。
魔除けのお人形様、疫病を阻むシンボルですね。
これで新型コロナも退散してほしいものだ。
高知のカツオ漁漁船、昔はこんなに簡素だったとは。
18人が乗って、カツオまで積んでこの薄っぺらさじゃ、波を被ると一巻の終わりですね。
どうも過酷な労働に目が行くようで、3交代で働く製鉄所労働者のスケジュール。
危険な作業にも関わらず、休憩30分で8時間半働くって、かなりきついよなぁ。
昭和30~40年代のファッション。
特に興味がある訳じゃないけど、懐かしい言葉が並んでいるんですよね。
古代から昭和まで、日本の長い歴史をたっぷりと感じることができる博物館。
こんな時期だからこそ、改めて日本を見つめるため、ここを巡って観るのも良かったですよ。
国立歴史民俗博物館
佐倉市城内町 117
03-5777-8600
開館時間
3月~9月 9:30~17:00
10月~2月 9:30~16:30
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