そんな情報を見て、これは行かずに済ますことはできず。
宇都宮城と、次の目的地の宇都宮二荒山神社の間にあるので寄ってみることに。
松が峰教会は、東武宇都宮駅のすぐ近く。
東武デパートと駐車場の渡り廊下、そして東武線のガードをくぐってのアプローチ。
いきなりドドンと尖塔、大谷石の白茶系色、蒼空とのコントラストが美しいですね。
大谷石は凝灰岩、海底火山の噴火で沈殿した火山灰や砂礫が固まったもの。
有名になったのは旧帝国ホテルで使用してからで、現在は犬山の明治村に移設され、往時の姿を観ることができるというのは衆知のことと思います。
この建物が竣工したのは1932年だそうで、大谷石を使った建築物では現存最大級。
1998年には、国の登録有形文化財に登録されています。
実物を見ると、石の質感や重厚感があってなかなかの迫力。
新型コロナ禍で内部の見学は中心しているとのことでしたけど、改めて観てみたいものです。
この日は雲一つない青空、少し変化をつけようと夕暮れに入れ替えてみました。
ドラマティックな雰囲気になって、これはこれでまたいいものです。
教会の向かいには、やはり大谷石造りのレストラン。
少し時間が早いけど、ここででランチというのもいいかなと思ったもののまだ準備中、よし、オリオン通りに移動しよう。
オリオン通り、一昨年の日光旅行の際にここでランチを食べたんだった。
あの時はお腹が空き過ぎていて、見つけた営業中のお店にササッと入ったんでしたけど、改めて見るとなんと広大なアーケード街。
こんな立派な市民広場まであったとは。
この日はJazzバンドの公開練習中、演奏を途中で止めながら、真剣に練習している様子をみることができました。
そういえば、宇都宮はJazzの街、だったな。
なぜだろうと調べてみると、ナベサダ(渡辺貞夫)をはじめ有名なJazzミュージジャンを輩出しているとのこと。
Jazzの生演奏を聴くことができる店がいくつもあるんだそうです。
Jazzを聴きながら過ごす夜、大谷石のライトアップ。
宇都宮って、想像していたよりお洒落な街なんだなと。
松が峰教会
028-635-0405
宇都宮市松が峰1-1-5
開館時間 8:30~20:00
*新型コロナウイルス感染防止のため、聖堂内部見学は中止
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