途中、運河を渡ること3回、景色にも期待。
まずは築地から勝どきに。
橋の上から築地市場を振り返ると、既に建物は無くなり更地になっているようです。
船着場は引き続き船運の拠点とするとのことで、特徴的な緑色の柱は残すのか、撤去するのか。
築地市場への海からの玄関口、一部でもいいから残しておいてほしいものだなと。
この橋は勝鬨橋、ご存知の通りかつては可動橋ですね。
完成は1940年、月島地区で行われる予定であった日本万博のために建造されたもの。
コストを抑えるために高架橋ではなく可動橋にした、ということらしい。
歩いて渡るのは何十年ぶりか、あるいは初めてか。
跳ね上げの際の切れ目には、アーチ状の部品がついているんですね。
トラックが通る度、ゴンゴン音をたてながらそこそこ揺れるので、なかなかに怖い場所でした。
空は蒼く、隅田川は波静か、いい風景だな。
勝鬨橋が見てきた東京の80年の歴史のなかでも、こんなに平和で美しい東京はごく最近のみなんでしょう。
橋の上部にある鉄骨、幾何学的な文様で美しい。
遠くから眺めるだけでなく、実際に渡って間近に見ることで改めてこんな美しさにも気付くものなんだなと。
最後の跳開は1970年、それから50年経っているのか。
再び稼働させれば、貴重な観光スポットになるだろうになぁ。
ご存知の通り、タワマンが建ったりと超近代的な勝どき。
ここまでで1km少し、豊洲市場までの1/3というところ。
さぁて、まだまだ歩きますよ。
【今日のワンポイント】
・勝鬨橋について更に知りたい方には、 「かちどき橋の資料館」 もお勧め。
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