かなりのサイズ、700g以上もあるのか。
値段は362円とリーズナブルで、よし、これ焼いて酒のツマミにするかな。
マグロのカマ焼きは、調理に手間がかからないんですよね。
湯をかけて臭み取り、塩コショウして冷蔵庫で寝かせて、あとはガスオーブンに放り込んで焼くのみ。
今回もそうしようかと思ってたんですけど、テレビで肉の低温調理をやっていたのを思い出して。
魚にも、低温調理ってあるのかな。
ネットで調べてみると、お、事例がいくつもありますね。
どれどれ。
本来、低温調理は密閉も必要なそうですけど、こんな大きなカマが入る密閉容器なんてなし。
ガスオーブンの温度を下げて焼くだけなので厳密には低温調理ではないものの、肉質の柔らかさは同じになるんじゃないかなと。
その温度と時間はというと…
・皮目を下に、110℃で30分
・表面を強く焼いて、裏返して皮にも焦げ目を入れる
なーんだ、超簡単じゃないですか。
では早速。
完成品がこれ、表面の焼け具合、濃い色艶があります。
解してみると、柔らかくて水分も残っているのは狙い通り。
柔らかいのはタンパク質が変成しきっていないから(だったと思う)、温度が低く水分も蒸発しにくいので、こうなる訳ですね。
さて味はどうかというと、若干生臭さが残っているような。
醤油で臭みを消せば、全く問題ないですけどね。
マグロのカマには、内部にそこそこ血が残っているのが影響しているんでしょう。
やっぱり豪快に焼いた方がいいんだなと、そんな教訓を得た料理でした。
【今日のワンポイント】
・魚の低温調理は、鮭のサクでやるのが一般的なようです。ジップロックに入れて真空パック、湯煎するというのが手順ですけど、おそらく炊飯器でもできるんじゃないかな。
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