ボートのある週末: 【グルメ】看板の「焼売」は伊達にあらず、6種の味はどれも素晴らしい

2020年11月19日木曜日

【グルメ】看板の「焼売」は伊達にあらず、6種の味はどれも素晴らしい

これ、以前書いた旧古河庭園の記事の続きです。

旧古河庭園を出て、さてと、ランチを食べようか。

店を探しながら駒込駅方面へ向かうものの、お店はそれほどなく、たまに良さそうだと思うと行列ができています。
こりゃ難しいなと思いつつ、六義園近くに到着。

そこで通りの反対側に見えたのが、『野田焼売店』なる看板でした。

餃子店はよく見かけるけど、焼売店は珍しいな。
お店にはわずかに空き席があったので、よし、ここにしよう。

席に通され、麻婆豆腐定食の中辛、そして焼売盛り合わせのハーフをオーダー。

ん? 目の前には満島ひかり、ビールを飲んで幸せそうな顔。
今オーダーしたのは、ビールには打ってつけのツマミじゃないですか。

どうしようかな…
いや、まだ真昼間だから我慢しようか。

妻がオーダーした五目かた焼きそばが先に到着。
これも美味そうなのでちょっと分けてもらって、さて、頂きます。

お、トロッとした餡の塩加減が良くていい味。
黒酢をかけると、麺の脂っこさにも締まりができて更に美味い。

盛り合わせの第1弾は水焼売。

何気に口にしましたけど、これがまた美味なんですよ。
肉の旨味がギュッと濃縮された焼売、適度な塩加減のスープに良くあっています。

さすが、焼売を看板に掲げるだけのことありと唸る一品。

続けて焼きと揚げ。

これもそれぞれの美味さが活きていて、焼きは何もつけなくてもしっかりと味があります。
揚げはしつこさ緩和のために辛子をちょいと、ピリッとした刺激もまたいいもの。

おぉ、麻婆豆腐が来ました。

どんだけ辛いのかと、まずは軽く一口。
… おぉ、美味いな。

辛くないかといえば、決してそんなことはないのは額の汗が物語っています。
とはいえ、挽肉の旨味とニラの風味、そして豆腐のほのかな甘味がよくわかるように仕上がっています。

豆腐の比率がそこそこ高く、豆腐の部分はそのまま、餡の部分はご飯にかけてと。
二重に楽しめる味、あっという間に完食です。

そして残りの焼売は、ノーマルとチーズと辛味。

ノーマルが美味しいのは言うまでもなく、チーズは濃厚で若者好みの味。
辛味は、赤いスープが皮の中からジュワッと、麻婆豆腐を食べていなかったら辛さを楽しめたんだろうなと。

出てくる料理には全て満足、そして値段もそれほど高くないのが嬉しいところ。
酒のツマミも多数取り揃えていたし、この近辺に住んでいる方が羨ましくなりますね。

美味しかった、ご馳走さまでした。