向島百花園から、暑い中歩いて平井駅に。
歩くにはあまりにも暑い日、でも途中にある古民家に寄ってみたかったんですよね。
この古民家、正式名称は「立花大正民家園 旧小山家住宅」といいます。
長~い漢字の連続、わかりにくいですね。
立花は地名、大正時代の民家で、住んでいた方は小山さん。
見学は誰もおらず、そりゃこんな暑い日に、わざわざこんなところまで来ないよな。
恐る恐る入っていくと… 係員の方も誰もいないなぁ。
勝手に入ってもいいものかどうか…
うろうろしていると、「あぁ、どうぞどうぞ」と突然係員の方。
鍵を開けて、電気をつけてと迎え入れてくれます。
「見物はご自由にどうぞ。冷房ないので窓を開けるしかないんですけど、こちら側は蚊も入ってこないんですよ。」
私一人のために様々手をかけて頂き、再びスタッフルームへ。
気兼ねなく、好きなように観て回れるのはかえって良いものだなと。
確かに暑いけど、身体の熱がとれてくると、おぉ、風が心地いいなぁ。
昔の家は、緑に囲まれ木の隙間があるせいか、意外に涼しいんですよね。
調度品も当時のものっぽく。
ここでのんびりとかき氷でも食べたいところ。
いやぁ、落ち着きますねぇ。
風呂も懐かしい造りだなぁ。
そういえば子供の頃の家はこんな感じで、横にガス釜がついていました。
ガス釜が小爆発をしたこともあったような… 記憶違いかな。
台所も同様、子供の頃の祖父母の台所のような。
床下で糠漬けを作ったりしていましたよ、そういえば。
結局20分ほど、のんびりと寛がせてもらいました。
さぁて、懐かしさと涼しさで英気を養えたので外の暑さに再び、家に向かうことにしようかな。
立花大正民家園旧小山家住宅
03-5019-7034(墨田郷土文化資料館)
墨田区立花6-13-17
開園時間 9:00~16:30
定休日 年末年始
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