江戸東京博物館、今回改めて見て、面白いなと思ったのは庶民の食の変化。
まずは江戸時代、日常の食事はこんな感じだったんだとか。
品数は少ないものの、想像していた以上だなという印象。
目刺しもそこそこ大きなのが2匹、旬のものばかりだろうから味は間違いないでしょう。
是非一度、食べてみたいものだ。
そして寿司、冷蔵設備もないなかで作り置きだったんですね。
生のままではなく、漬けにするというのが無難な保存環境。
当時の飯は赤酢を使っていて、サイズも大きかったとのこと。
そういえば両国駅近くに赤酢の寿司を出している店もあったので、当時の味を感じることができるのかも。
時代は進んで、1960年代の給食。
今日の給食は、学校給食法に基づくもので制定は1954年。
そういえば昔の給食は牛乳ではなく脱脂粉乳だと聞いたことがありますけど、皿の白い液体はそれなんでしょう。
パンにおでん、嬉しいメニューではありますけど、品数は少ないですね。
1970年代に入ると、一気にオカズが増えます。
私が給食を食べていたのは、この時期から1980年代始めにかけて。
牛乳はテトラパックでしたけど、パンにオカズにと、ん?メロンなんていう高級デザートはなかったような。
よく覚えているのは、干しぶどうが入ったコッペパン。
何故か私のには一粒もぶどうが入っておらず、一人普通のコッペパンだった、という事件です。
でも当時の舌では、決して不味さを感じることはなく。
腹を満たしてくれたのには、感謝の念が絶えないです。
1980年代に入ると、ご飯が出るようになるんでしたね。
自分も食べたことあるのかなぁ。
全く記憶に残っておらず。
2000年代は、品数も増えてますね。
キムチチャーハンや春巻き、普通に美味しそうじゃないですか。
家庭の食事も豊かになってきているので、給食もつられている側面があるんでしょう。
その給食の横には、時代を代表する文化の展示物が…
ん? 何この洋服は。
え、「コスプレ」ときたか。
確かにコスプレは2000年代に入ってから盛ん、でも博物館に展示するほどのものか?
まぁそういう面白いセンスが光るのが、この江戸東京博物館。
なかなか面白い施設、改めて実感できました。
江戸東京博物館
03-3626-9974
墨田区横網1-4-1
開館時間 9:30~17:30 (土は~19:30)
休館日 月(祝日の場合は翌日)、年末年始
入館料 600円/大人1名
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