鹿野山に行ったら、神野寺に寄らねければなと。
雨が降るなかなので、歩くのが面倒といえば面倒な状況。
とはいえ、仁王門はやっぱり立派で、雨であるが故に醸し出される風情もあります。
そうだ、前回来た時は、宝物は見なかったんだった。
今日もどうしようかな… 決定的に見たいと思うものがないというのが正直なところですね。
近くから見上げると、相当にデカい門だということがおわかりいただけるかなと。
一対の仁王像の裏には、多聞天と広目天の像もある凝った造り。
雨に濡れて光る石畳、苔も生えていたりと、結構風情があるんですよね。
一先ずお堂で手を合わせてと。
今回は、少し裏の方にも廻ってみようかな。
経堂は土蔵造、火災から経典を守るためなんだとか。
更に裏に廻ると、ん? 奥にもお堂があって、あれ、このエリアには制限なく入って行けるのか。
あ、そうか、これが奥の院ね。
宝物とセットで有料なのかと思い込んでましたけど、日本庭園と奥の院は無料。
天狗の大下駄にお面が並んでますね。
これは足腰の守護、健康祈念になるんだな。
よし、しっかりとお参りしておきましょう。
そしてお堂の中、お、どうやら屋内にもお宮があるような。
ネットで調べてみると、このお宮には白狐に乗った鳥天狗像が安置されているんだそうです。
年に1度、10月9日10時から特別開扉されるとのことでした。
高尾山をはじめ、低山には天狗が祀ってあるというのは何か繋がりがあるのかどうか。
神野寺、さすがは関東最古の名刹と言われるだけのことはあるなという佇まい。
今回も宝物は見ず仕舞いでしたけど、やはり一回は見てみるべきなのかなと。
鹿野山神野寺
君津市鹿野山324-1
0439-37-2351
9:00~15:30
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