河口地区にはほうとうのお店が多いんですけど、ほうとうは量が多いのと、なんと言ってもうどんと同じく小麦粉なのと。
どうしようかと同行者と相談、河口湖大橋を渡ってすぐのところに和食の店があるとのことで、そこで蕎麦を食べるか... いや、米を食べたいな。
何か定食か丼でも食べようかな、駐車場に車を停めると...
なんと臨時休業。
振り返ると、インド料理の『アラジン』というお店。
インド料理なら米もあるだろうと、ここに入ってみることにしました。
まだ少し早い時間だからか、店内はガラガラ。
いや、観光地の宿泊だから宿でディナーが出るのが普通なのかな。
何を食べようかとメニューを見て、そうだ、つい一昨日にカレーを食べたんだった。
カレー以外のものというと... お、ビリヤニって何だっけ?
ネットで調べてみると、「半茹でにした米と、別途調理された具材を合わせて炊き込む」というもの。
よし、これのマトンを... え、今日はない?
じゃチキンのビリヤニ1,100円をお願いします。
店内には木彫りの象が飾られていて、いかにもインドっぽい... あれ?
これは鮭を咥えた熊、アイヌの彫り物じゃないか。
雰囲気が合っているからまぁいいか。
まず最初に運ばれてきたのがチャイ、甘さ控えめで美味。
車を運転せねばならずで酒を飲めないのが残念、チャイで凌いでおこう。
サラダは小さい容器にてんこ盛り。
どこから手をつけても、将棋崩しのようにテーブルに溢れそう。
まずは胡瓜から攻めてみるか... と、キャベツがポロッと。
細かいことは気にせず、美味しくバリバリと食べることにしましょう。
「はい、どうぞ。」と運ばれてきたチキンビリヤニ。
うわっ、何だこのボリュームは!
テーブルに皿を置いた時、一部が雪崩を起こして溢れるほどの量。
これ、食べ切れるかな。
分量をみると、シェアすることが前提なんだなと。
まぁ頑張れるだけ頑張ろう、頂きます!
まずは一口、おぉ、複雑なスパイスの味が食欲を復活させてくれるぞ。
インディカ米はパラパラで日本の米ほどお腹にもたらまず、これは勢いよく食べれば完食できるかもしれない。
あれ、ところでチキンはどこに...
あった、ライスに埋もれて、腿と胸肉が一片ずつ。
蒸してあるのか、これにも別のスパイスで味がついていてなかなかいい仕上がりです。
再びライスに戻ると、食べたことのないようないろんな味がするなと。
時々プチンと強烈な刺激が香る玉、これは胡椒の実で、地雷を踏んだみたいで面白い。
美味いとはいえこれだけの量、食べる手を止めるとそこでお終いだ。
とにかくせっせと食べ続け、食べ続け、よし、これで完食だ。
こう書くとイマイチっぽく見えてしまうかもですけど、味は本格的でかなりいけているんだと思います。
お腹が減っていれば、おススメすること間違い無い味。
ふぅ。
ご馳走さまでした。
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