この日は秋葉原からのスタート、1万歩というと8km弱なのでさてどこに行こう。
歩きやすい川沿いのコース取りはできず、だったら思い切って街中に。
そうだ、以前から行きたかった立ち食い蕎麦の「そばよし」、土日祝日が閉店日だけど、今日は年末とはいえ平日なのでやっているかな。
Googleマップで調べてみると開店とのこと、よし、それじ京橋店に行ってランチ、再び歩いて有楽町で各県のアンテナショップ巡りをしてみるか。
秋葉原から歩いて、『そばよし 京橋店』までは30分弱。
その間はひたすら街中で、歩道が整備されているので歩き易いことは間違いなし。
ただ、信号に引っかかるのが難点なんですよね。
ガーン。
「そばよし 京橋店」はクローズしているじゃないですか。
年末は25日までだったとのことで、Googleマップの情報を信じた私がアホだった、ということか。
仕方ない、だったらアンテナショップ併設のレストランにでも入るかな。
まずは茨城県のアンテナショップに。
今年は大洗・水戸に行って、食べ物がとにかく美味しかったんですよね。
常陸秋そばを買って帰ろうと思っていたんですけど、お、ここでも食べられるのか。
ん? あんこう鍋が通常1,800円のところ1,180円とは安い。
どっちかにしようかと入って行ったんですけど、お店の入り口を発見できず、物品販売のコーナーしか見当たらないような…
銀座中央通り側のこの入り口から入ってすぐ、左手に暖簾が下がっていて、てっきりスタッフルームだと思ったらそれがレストラン『BARA dining』への入り口。
もう少し目立つようにしてほしいなぁ。
席に通されるまで5分ほど待ったのは、コロナ対策で座席を空けているから、しっかりと対策されているのは安心ですね。
席につくと、お茶と…梨か?
いきなりデザートとは少々驚き、恵水という品種らしく、大玉で高級品扱いされるものらしい。
やはり今日はあんこう鍋をオーダーして、さて、目の前にある梨をどうするか…
食事が終わるまで待とうかと思っていたんですけど、梨、美味そうだな。
前の壁に映し出される滝、おそらく袋田の滝の画像を見たりして食事を待ちますけど、周囲の人の様子をみると、時間がかかりそうな様子。
よし、それじゃ梨を先にと。
シャリッ。
うん、素晴らしい食感、そして甘味が強いみずみずしい身。
酸味は控えめで、甘い晩秋の梨が好きな方にはたまらないであろう味だなと。
お、あんこう鍋来ましたよ。
鍋はジュウジュウ音を立てていて、いかにも出来立て、でも焦ると危険っぽい。
では、頂きます。
何から食べようか…やはりあんこう鍋の野菜を一口…
アッツ!
でも旨いのは、白味噌にあんこうの出汁がよく出ているから。
やはり先に鶏肉と野菜、こっちを食べておこう。
まずは野菜、茨城は野菜が美味いんですよね。
ごく普通の野菜なのに、味が濃いなと感じたのは、夏に行った時と同様の感想。
次は鶏肉、上に乗っているのは七味です。
一口食べてみると、これが非常にいい味。
鶏肉にはジューシーなコクと旨味、噛むとこれが出てくるです。
七味も辛いわけではなく、鳥の旨さを引き立ててくれる風味に。
うん、噛めば噛むほどに美味い。
そして少しさめたあんこう鍋、野菜が美味いのは言うまでもないですけど、あんこうがまたプリップリで滅茶苦茶いい味なんです。
野菜とあんこうの旨味をたっぷり吸った汁との組み合わせが秀逸で、こちらも噛むと旨味がじわっと。
ご飯にのせてもいいし、単独でも素晴らしい味。
こんなに美味しいあんこう、久々に食べました。
そうだ、茶碗蒸も奥久慈卵とのことで旨味がギュッと詰まっていました。
やはり素材がいいと、違うものなんですね。
このセットが1,180円というのは嬉しいもの。
ランチ限定で、いつまでやっているのかは知りませんけど、1,800円出してもまた食べたいなと。
美味かった、ご馳走さまでした。
BARA dining
ジャンル:茨城県産×創作料理
アクセス:地下鉄有楽町線銀座一丁目駅 徒歩1分
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座1-2-1 紺屋ビル1F(地図)
ネット予約:BARA diningのコース一覧
周辺のお店:ぐるなび 銀座×創作料理
情報掲載日:2020年12月30日
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