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2025年6月8日日曜日

【グルメ】神田のランチ行列店『天府』!激辛「痺れ麻婆」で脳と舌を覚醒させる至福のひととき

【この記事のポイント】
・会社のランチ、本格四川の麻婆豆腐が名物の『神田 天府』へ。初めての同僚が「辛い!」と絶句… からの「旨い!」と完食するまでをレポート。



とある出社日のランチタイム。
この日は会社の仲間5人で、「さて、何を食べようか?」という話に。

このメンバーで集まると、なぜか高確率で中華料理になるんですよね。
そこで白羽の矢が立ったのが、本格的な四川の辛さを楽しめる人気店『神田 天府』。

このお店、私にとっては馴染み深いのですが、同行したうち3人は初めてとのこと。

「辛い料理は結構パンチあるけど…大丈夫かな?」
一抹の不安を抱えつつも、期待を胸にお店へ向かいました。


初体験の同僚と、定番の麻婆豆腐定食



お店に到着し、メニューを眺めてと。
私は久しぶりの訪問、やはりこの店の看板メニュー「麻婆豆腐定食」にしよう。

すると初めて来た同僚のうち2人も、「じゃあ、せっかくだから同じので。」と乗ってきました。
(残る一人は、無難に酢豚定食をチョイス、賢明な判断かもしれないな…)


待つことしばし、おぉ、きたきた。
このお店の良いところの一つは、料理の提供が非常にスピーディーなことなんですよね。

忙しいビジネスパーソンのランチタイムには、この迅速さは本当にありがたい。
12時を過ぎるとあっという間に満席になり、店の外には待ち行列ができるほどの人気ぶりも頷けます。

さて、運ばれてきた麻婆豆腐定食。
ご飯、スープ、ザーサイ、そしてメインの麻婆豆腐と見るからにボリューム満点。

そして、その麻婆豆腐の、いかにも辛そうなビジュアル。
私は見慣れた光景ですが、初めて目の当たりにした同僚2人は、しばし絶句。

「…こ、これは… か、辛そうですねぇ…」
うん、だから言ったじゃないか。

惜しげもなく振りかけられた花椒(ホワジャオ)の粉末。
そりゃあ初めて見たら、ビビるのが普通ってもんでしょう。


痺れの向こうに旨味あり! 四川麻婆豆腐との格闘(?)




さぁて久々の麻婆豆腐、頂きましょう。

レンゲで麻婆豆腐をすくい、まずは一口。
…うん、この刺激だ。

このお店の麻婆豆腐、確かに辛いには辛いんです。
唐辛子のヒリヒリするような「辣(ラー)」の辛さよりも、舌がジンジンと痺れる花椒の「麻(マー)」の刺激が前面に出ている、いわゆる「痺れ系」。

なので最初の数口は強烈なインパクトがあるものの、そのピークを過ぎてしまえば、だんだんと舌の感覚が麻痺してくる。

そうなればもうこっちのもの。
あとはこの刺激的な麻婆豆腐と白飯との、最高のハーモニーを心ゆくまで楽しむだけなんです。

私の場合、だいたい1/3ほど食べ進めたあたりで、この「麻痺モード」に突入。
痺れの中に隠れていた豆腐の優しい甘み、豆豉(トウチ)や豆板醤(トウバンジャン)の深いコク、そして挽肉の旨味が、より鮮明に感じられるようになってきます。

一方、初めてこの麻婆豆腐に挑む同僚2人はというと…
やはり、最初は恐る恐る、本当に少しずつ麻婆豆腐を口に運んでいます。

「大丈夫かな…?」と若干心配になったその時。
おぉ?、なんだか食べるペースが上がってきたのは、どうやらこの痺れとの付き合い方を掴んだらしい。

「最初は辛かったけど、慣れてくるとこの痺れがクセになりますね!」
「辛いけど、旨味がしっかりあって美味しいです!」

なんて言いながら、最終的には二人とも見事に完食。
いやはや頼もしい。
そしてこの麻婆豆腐の魅力を分かち合えたことに、なんだかホッと一安心。


〆の杏仁豆腐と、刺激的なランチの余韻



食後には、セットの杏仁豆腐。
痺れた口の中、このココナッツミルク入りの優しい甘さの杏仁豆腐がすーっと癒してくれます。

まさに、激しい戦いの後の休息、といった感じ。

初めての同僚たちも、本格四川の洗礼を無事に乗り越え、満足してくれたようで何より。

いやぁ美味しかった、 ご馳走さまでした。






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