・待ちに待ったPixel 9が手元に届き、初期セットアップを開始。ところが、画面が暗いというまさかのトラブルが発生。初期不良を疑いGoogleサポートに連絡、工場出荷時リセットで解決した顛末を綴ります。
前回、Google Pixel 9aではなく、無印のPixel 9を選んだ理由について書きました。
さて、いよいよ待ちに待ったPixel 9が手元に。
新しいスマートフォンへの期待に胸を膨らませながら、早速、初期セットアップを開始です。
最近のスマートフォンは、セットアップが本当に簡単になりましたよね。
画面の指示に従って進めていけば、専門的な知識がなくても、誰でもスムーズに設定を終えることができます。
Pixel 9 セットアップ開始! – 基本はスムーズ、でも…
まずは、言語設定やWi-Fi接続といった基本的な設定から。
そして、Xperia 1 Ⅱからのデータ移行。
付属のクイックスイッチアダプターを使ってケーブルで接続すると、アプリや連絡先、写真データなどが簡単に転送されます。
これは本当に便利、ITの進化を感じる瞬間です。
LINEのアカウント引き継ぎや、モバイルSuicaの移行も以前に比べると格段に分かりやすくなったなと。
それぞれのアプリの指示に従って操作すれば、特に迷うことなし。
SIMカードを新しいPixel 9に差し替え、セキュリティのための指紋認証もサクッと登録。
この辺りまでは、実に順調に進んだんです。
細かいトラブルはあったものの、会社から帰宅後、寝るまでの限られた時間で主要な初期セットアップは完了。
アプリの細かな設定や、各種サービスへのログイン作業は週末にでもゆっくり取り組めばいいや、と思っていた矢先のことでした。
画面が暗い…? 初期不良疑惑とサポートとのやり取り
ん?
なんだかPixel 9の画面が妙に暗いような…
最初は気のせいかとも思ったのですが、これまで使っていたXperia 1 Ⅱと並べて明るさを比較してみると、その差は歴然。
明らかにPixel 9の方が輝度が低いんです。
設定画面でダークモードをオフにし、明るさの自動調整機能も無効に。
その他、ディスプレイ関連の設定項目を一通り確認してみたものの画面の暗さは一向に改善されず。
「これは…もしかして、初期不良に当たってしまったか?」
そういえば以前、Fitbit Charge5を購入した際も初期不良で交換してもらった経験が。
その時の記憶が蘇り、「またか…」と、米国メーカーの電子機器に対する漠然とした不信感が頭をもたげてきます。
翌朝、明るい屋外にPixel 9を持ち出して画面の明るさを確認してみたものの、やはり状況は変わらず。
日差しのもとでは、画面がかなり見えにくい状態なんですよね。
これはもう、自力での解決は難しい。Googleのサポートに連絡するしかない。
電話サポートはやたらと待たされるもの、なのでチャットでの問い合わせを選択。
サポート担当の方の指示に従って、いくつか設定を確認したところで時間切れ。
より詳細なやり取りをするために、メールでのサポートに切り替わりました。
サポートの担当者の方は外国の方、やり取りは機械翻訳を介している様子。
細かなニュアンスが正確に伝わっらない前提で、こちらも曖昧な表現は避け、不具合の状況をできるだけシンプルかつ明確に伝えるように心がけたんです。
いくつかの提案(アダプティブ輝度の設定確認など)も試しましたが、やはり効果なし。
そしてサポートから最後に提案されたのが、「工場出荷時へのリセット」。
解決! 原因は「ダークモード」の呪縛?
正直、工場出荷時リセットは、再度セットアップの手間を考えると気が重い。
でも他に手立てもなし。
全てのデータが消去され、まっさらな状態からPixel 9を再起動。再び初期セットアップを進め、恐る恐る画面を確認すると…
おぉっ! 明るいぞ!
Xperia 1 Ⅱと比較しても遜色ない見やすい画面になってくれました。
一体何が原因だったのか?
推測ですが、最初のセットアップのどこかの段階で、ダークモードの設定が中途半端な状態(システムとアプリで不整合が起きたような状態)に。
それが画面全体の明るさを抑制していたんじゃないかなと。
工場出荷時リセットによって、そのおかしな設定の「呪縛」から解放された、ということなのでしょう。
いやはや、一時はどうなることかと冷や汗をかきましたが、無事に問題解決。
これでようやく、心置きなくPixel 9のある生活をスタートできます。
長かったセットアップ編はこれにて終了。
次回は、実際にPixel 9を使ってみて感じた、長年のXperiaユーザー視点でのファーストインプレッションをお届けしたいと思います!
【おまけのワンポイント】
・Google製品は初期不良率やや高めとのこと。発売から9ヶ月も経過しているので安定しているかと期待したんですけど、やはり何かが起こるものですね。
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