・ふるさと納税定期便(宮崎県延岡市)、上質な「真鯛の昆布締め」が到着。初日は刺身で昆布の旨味を堪能、二日目は絶品「宇和島鯛めし」風アレンジで味わい尽くしました。
嬉しいものが定期的にやってくるふるさと納税「定期便」。
今月、宮崎県延岡市から届いたのは、見るからに上質な「真鯛の昆布締め」でした。
週末の食卓が格段に豊かになること間違いなし。
どう食べる? 贅沢な悩み
さて、この立派な真鯛の昆布締め、どうやって味わい尽くそうか…
昆布締めといえば、そのままでも十分に美味。
更にひと手間加えることで、魅力が増す奥深い食材ですね。
まずは王道の刺身で、昆布の旨味が移った真鯛そのものの味を堪能するべきか。
あるいは、少し炙って香ばしさをプラスするのも良いかもしれない。
いや待てよ、贅沢にご飯に乗せて鯛茶漬けにするという手もあるな…
う〜ん、これは嬉しい悩み。
考えるだけでお腹が空いてきますが、まずは逸る気持ちを抑えてと。
パッケージは、丁寧に真空パックされた真鯛の半身が2切れ。
それぞれがなかなかの大きさで、ずっしりとした重みを感じます。
これは相当な食べ応えがありそうだ、と家族みんながニコニコ顔に。
冷凍ではなく冷蔵で届くので、解凍の手間なくすぐに食べられるのも嬉しいポイントです。
初日は王道! 昆布の旨味凝縮、絶品お刺身
悩んだ末、やはり初日はこの真鯛のポテンシャルをダイレクトに味わうべく、シンプルにお刺身で頂こう。
昆布を添えて熟成された真鯛の身、一部はほんのりと飴色を帯びて見るからに旨味が凝縮されていそう。
包丁を入れると、身がキュッと締まっているのが分かります。
昆布のおかげで余分な水分が抜け、旨味が凝縮されている証拠ですね。
スライスして盛り付ければ、もうそれだけで立派なご馳走です。
よし、いよいよ実食。
まずは何もつけずに、そのまま一切れを口に運びます。
おぉ、これは。
舌にのせた瞬間、まず感じるのは昆布の清々しい上品な香り。
噛みしめると、真鯛本来の持つ繊細な甘み、昆布から移った濃厚な旨味、これらが口の中いっぱいに広がります。
身は、もっちりとしていながらも適度な弾力があり、歯切れが良い。
生の真鯛とは明らかに違って、ねっとりとした舌触りと凝縮された味わい、まさに昆布締めならではの魅力です。
醤油を少しだけつけていただくと、さらに味が引き締まり、ご飯もお酒も進むこと間違いなし。
日本人に生まれて良かった、と心から思える美味しさです。
あっという間に、初日分の真鯛は家族のお腹の中に消えていきました。
二日目はアレンジ! 濃厚美味な「宇和島鯛めし」風
翌々日、残りの半身は、少し趣向を変えていただくことにしました。選んだのは、愛媛県の郷土料理「宇和島鯛めし」風のアレンジです。
宇和島鯛めしは、炊き込みご飯タイプの鯛めしとは異なるもの。
生の鯛の切り身をタレと卵黄に絡めて、温かいご飯に乗せて食べるスタイルです。
今回は、昆布締めの真鯛を使っているので、旨味の強さ一際という鯛めしになるはず。
真鯛を少し厚めに切り、醤油、みりん、酒、そしてほんの少し出汁を加えた特製タレに、生卵の黄身を混ぜ合わせます。
そこに真鯛の切り身を投入し、優しく和える。
あとは炊きたての熱々ご飯の上に、タレと卵黄をまとった真鯛をたっぷりと乗せ、仕上げに香ばしい炒り胡麻、そして青ネギ代わりに大葉を添えて完成。
さて、そのお味はと。
…うんうん、これも美味。
卵黄のコクとまろやかさ、昆布締めの濃厚な旨味の真鯛の身に絡みつき、口の中でとろけるような味わいに。
甘辛タレがご飯と真鯛、そして卵黄を見事に一体化させ、まさに至福のハーモニーです。
昆布締めならではのもっちりとした食感の真鯛、卵黄の滑らかさと相まって、なんとも言えない官能的な舌触り。
胡麻の香ばしさも良いアクセントになっていて、これはもう箸が止まらん。
お刺身とはまた違う、濃厚で贅沢な真鯛の魅力を存分に堪能することができました。
おわりに:毎月の楽しみと、感謝の気持ち
今回の宮崎県延岡市からのふるさと納税返礼品「真鯛の昆布締め」、本当に素晴らしかった。
お刺身で、そして宇和島鯛めし風アレンジでと、二日間にわたってその美味しさを余すところなく味わい尽くしました。
昆布締めという日本の伝統的な調理法が生み出す、素材の味を最大限に引き出す技術の素晴らしさも再認識。
こんなに素晴らしい海の幸を、毎月届けていただける延岡市には本当に感謝。
来月はどんな美味しいものが届くのか… 今から楽しみ。
ご馳走さまでした。
【おまけのワンポイント】
・宮崎県延岡市の今回の定期便、妻にも娘にも大好評。三枚おろしになっているので調理が楽、新鮮でボリュームもたっぷりの魚を毎月楽しみにしています。
0 件のコメント:
コメントを投稿