Googleマップの案内だと徒歩35分とのこと。
距離としては500mも離れていないんですけど、途中は山登りだったのか。
まぁこれぐらいなら仕方ないな。
途中で渡った早川、釣りをしていますね。
鮎、そういえば今年は鮎を食べていない。
鮎の塩焼きに白ワインの甲州、美味いんだよなぁ。
なんてニヘニヘしながら、あれ、Googleマップではここを曲がれとな。
ちょっと待て。
これって、無茶苦茶急坂じゃないですか。
あの山の上が石垣山城?
頑張って登れば、何とかなるかな。
ご覧のよう最初は車が通れる幅、途中からはこの半分程度の幅に狭まります。
そして、急なんてもんじゃないほどの激しい勾配に息は絶え絶え、汗びっしょり。
もしかしてこの道、城の通路だったのを舗装したんじゃないか。
斜度35°はある。(←いや、そんなにある坂は人間登れないでしょうけど、休むため立ち止まると、バランスを崩しそうになるほど)
昔の人は凄い体力だったんだな。
城を落とすため、歯を喰いしばって登るぞ。
突如、側方から太い竹が身体にヒット。
さては城方の竹槍か?
何のことはない、竹が道路側に倒れていて、それに自ら当たっただけ。
とはいえあの一撃で転倒していたら、坂を転げ落ちたんでしょうね。
50m以上は登ったところで、ん?
「立入禁止」とは…
せっかくここまで頑張ったのに、あまりにも無常。
だったら入り口にそう書いておいてよ。
Googleマップも、さすがにそこまでは把握していないですよね。
仕方なく来た道を戻りましたけど、濡れて滑り易い路面、滑ったらアウトだと慎重に、慎重に。
降り切ったところでは、さすがにやる気が失せてました。
こりゃ石垣山城は諦めて、いきなり小田原城に行こうかな。
いやいや、せっかくなので迂回路の車道を歩こう。
よし、頑張るぞ。
途中、ごろっと置いてある巨石、江戸時代に石切場から石垣用に切り出した石なんだそう。
輸送途中で沢に落としてしまったようで、死人が出てもおかしくない事故。
その石切場が残っているポイントに到着。
左下には…ん? ARポイント、とな。
細い階段を車道下に潜ると、どうやら当時の石切場が保存されているらしい。
そしてそこでAR(Augmented Reality:拡張現実)の映像が観れるって、よし、行ってみよう。
石切場はこんな感じ。
中央にある直方体状の石、辺に刻んだような文様が付いているのがわかりますね。
おそらく石工具の跡、狭い間隔で穴を開けて切り出すんでしょう。
その様子をARで視れるのか。
アプリのインストールをしようとサイズを確認すると…
うげ、107MBもあるのかよ。
しかも山中で電波が悪く、インストールだけで10分ほどかかってしまいました。
さて、どんな画像が…
何も見えないぞ。
カメラを左右に振っても、何も現れる気配すらなし。
電波が悪くて画像がこないのかな。
悪戦苦闘した割には何も得るものはなしでしたけど、石垣山城はすぐ近く。
よし、もうひと歩きだ。
【今日のワンポイント】
・石垣山城見学の後は小田原側の坂を下りましたけど、これも相当な急坂でした。石垣山城に徒歩で行くには、この日最終的に進んだ道、入生田駅から早川を渡り、そのまま南下する車道を行くのが良いようです。
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