そんななかでも、流山市立博物館は9:30からオープンしています。
まぁ大したことないんだろうと思いながら訪れたら、そんなこともなくなかなか凄いんですよ。
そうだ、その前に、流鉄の車庫。
色とりどりの流鉄車輌、かつて西武鉄道で利用されていたものらしい。
今回はここまで武蔵野線で来ましたけど、流鉄に乗ってみるのも面白そうですね。
改めて、流山市立博物館に到着。
入り口で名前と連絡先を書くのは、新型コロナ対策で他の博物館と同じ。
それを料金を払うカウンターで渡すのかと思いきや… あれ、そんなところないな。
なんと、流山市立博物館は無料なんです。
そして展示室に入ると、縄文式土器が剥き出しで置いてあります。
なんと、これは自由に触ってもよし。
触るだけで持ち上げないでねと書いてあるものの、土器の感触を確かめられるのは貴重な経験。
きっとレプリカなんでしょうけどね。
さすがに埴輪には触れることができずですけど、腕を前に出す姿が可愛らしいじゃないですか。
腕の形状には、物理的にちょっと無理があるかな。
単なる土の塊かと思いきや、これは製鉄設備、奈良時代のものだそうです。
当時の製鉄には高度な技術が必要で、中国地方に分布していたもの。
どうやってこの地にもたらされたものなのか、砂鉄をどこから入手したんだろうか。
流山といえば、白味醂発祥の地。
味醂は元々飲み物だったらしく、料理に使われるようになったのは、流山で醸造に成功した白味醂が普及したからなんだとか。
お、新撰組対官軍の布陣。
官軍は900人弱で大砲装備、対する新撰組は半分以下。
しかも新撰組が流山に布陣した翌日の急襲だったので、こりゃ戦っても新撰組に勝ち目はないですね。
今回流山に来るまで、のんびりとした展開で、近藤勇も甘っちょろい考えで投降したものと思い込んでました。
明治時代の流山宿の模型、家屋は意外に少なかったんですね。
新撰組も、こんな風景の村で倍以上の敵に包囲されたという訳か、なるほどねぇ。
と、展示物も充実の流山市立博物館はかなりの広さ、無料で土器にも触れるという凄いところ。
せっかく流山に行ったら、寄る価値ありだと思いますよ。
流山市立博物館
04-7159-3434
流山市加1ー1225-6
営業時間 9:30~17:00
休館日 月(祝日の場合は翌日)、年末年始