寄居の町を歩く前に、菅谷館について書いておきます。
元は畠山重忠の館だったらしいですけど、今日残っているのは北条氏時代のものらしい。
南側を流れる都幾川は天然の要害になるものの、その他の方角は比較的平坦な平城なので、防御力はそれほど高くは無さそうです。
博物館のすぐ裏手は二ノ郭で、平坦で広大であった姿が綺麗に残っています。
左右に土塁と堀がある道を進んでいくと…
お、この方は畠山重忠。
なかなか立派な石像ですけど、郭内の小高い櫓台にあるので、ここまで来る人はほとんどおらずでした。
出桝型土塁、本郭側の土塁の一部が空堀に突き出ているのをこう呼ぶのか。
この場所から、土塁を登ろうとする敵を横から攻撃することができるようになる訳ですね。
本郭も超広大、しかも驚くほど平坦です。
往時には、さぞ大規模な建物があったんだろうなぁ。
そして三ノ郭と西郭の間には橋があったとのこと。
狭い橋だと、門を破る丸太を運べずですね。
あれ、いつの間にやら、館跡を出てしまったけど… まぁいいか。
ふと見ると「オオムラサキの森」と書いてある施設、入ってみるか。
オオムラサキって、確か蝶だったよな。
ってことは、この網の中には幼虫がいるはず…いや、発見できないぞ。
もしかすると果物… いやいや、そんなはずはない。
再び幼虫を探しても見つからずで、まぁ深追いはやめてそろそろ次に行こう。
武蔵嵐山駅に戻る途中、ラーメン屋さんの看板には「嵐山もつ焼きそば」。
う~ん気になるなぁ、食べていこうかな。
いや、今は少しカロリーを控えているので我慢だな。
後ろ髪を引かれる思いで武蔵嵐山へ、よし、次は寄居に。
鉢形城を目指してというところで、続きはまた明日。
【今日のワンポイント】
・嵐山渓谷、バーベキュー場でも有名ですね。この日はコロナ明けの営業再開初日、それらしき若者が何人もいました。
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