まだ大学生の頃、確か勝浦の海での一コマ。
近くの果物屋さんで桃を買ってきて、海水に浸けて冷やしておいたんです。
日差しの強い真っ昼間に、その桃を海から引き揚げて、ガブっと食べたのが美味しかったこと。
それから長い間、この世で最高に美味しい果物は桃、そう思ってました。
大人になって、市川に住むようになって。
地元産の梨を晩夏に食べるようになってからは、桃よりも梨の方が美味いかなと。
ところが今回、再び桃がNo.1だと再認識する逸品に出会いました。
例年であれば贈答品用で売れるものが、今年は新型コロナ禍でそうもいかないらしく。
知り合いの知り合いということで、妹が家に送ってくれたものなんです。
産地は山梨県笛吹市、山梨の桃、美味しいですもんね。
早速切ってみると、おぉ、色がピンクだな。
フワッと甘い香りが漂ってきて、視覚・嗅覚が刺激されますね。
どれどれ、(パクッと) お〜、美ん味い!
甘さと香り、とろけるようにが口いっぱいに広がっていきます。
甘味も主張し過ぎることなく、あくまでもジューシーさの構成要素の一つ。
こんなに美味い桃、初めてだな。
美味しい桃は、どうやって食べても美味いですよね。
カプレーゼにしてみたところ、気品のある香りが際立ち、バジルの強い香りも押し包んでしまうような。
いやぁ、素晴らしい味わい。
世の中には美味いものがあるんですねぇ。
【今日のワンポイント】
・笛吹市は桃の生産量日本一だそう。花の季節もまた見事とのことで、一度見てみたいものです。
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