古民家って、なんかホッとする要素がありません?
懐かしいというか、温もりに包まれるというか。
実際に住むと、寒いだ暑いだ段差が多いだと不便なんでしょうけど、たまに訪れるには心安らぐもの。
そんな古民家、難波田城公園にもあるんです。
城とは明らかに関係のない建造物ですけど、冒頭に書いた温もりを感じるにもいい雰囲気。
おぉ、リヤカーだ。
今時、街中では見なくなりましたよね。
これを自転車で引くおじさん、昔はいたんですよ。
子供が人力で引くと、勢いづいたら止まるのも一苦労。
引手が跳ね上がって顔に当たったりと、暴れ馬的な楽しさもあったなぁ。
敢えて遠景で写しましたけど、奥にいるキャラは「なんばった」というんだそう。
難波田からバッタなのでわかりやすいけど、ちょっと安易過ぎないか。
少なくともこの古民家には少々似合わずですけど、図案がそこそこ可愛いのでまぁよしとするか。
ところ変わって、資料館の内部へ。
この資料館の見学は無料。
戦国から現代まで、ここ富士見市の歴史がコンパクトにまとまって展示されています。
城であった当時の全体模型。
曲輪はシャープ、堀が美しい城ですね。
大軍の力攻めには耐えられそうもないものの、橋を落とせば本丸までは複雑なルート。
なかなかいい構えじゃないですか。
祭りのジオラマ、「表情も個性的でいいわねぇ」と話していたおばさんがいて、どれどれ。
なるほど、確かに。
このお祭り、一回見てみたいな。
おかめ、ひょっとこに狐などなどのお面。
これの前で嬉しそうにバンバン自撮りをしている女性もいたりと、こんな展示が意外に人気ありましたよ。
そして特別展示コーナーはお風呂。
懐かしいというか、昔のテレビの世界ではありますけど、日本には風呂への拘りがあり、早くから家庭にも普及していったというのがよくわかる展示でした。
そういえば最近、街の銭湯がどんどんなくなってますね。
少し寂しいような気もしますけど、新築で風呂のない家なんかほぼないでしょうし、これも時代の流れなんでしょう。
なんてことも感じながらの難波田資料館、ここもそこそこ面白かったなと。
難波田資料館
049-253-4664
富士見市大字下南畑568-1
開館時間 9:00~18:00 (10~3月は~17:00)
休館日 月(祝日の場合は翌日)、年末年始
0 件のコメント:
コメントを投稿