今治駅から松山駅までは特急にて。
ホームに入ってくる列車を遠目に見ると、流線型でカラフル、なんか格好いいんじゃないかな。
よし、近づいてきたら写真を1枚…
「あ、アンパンマンだ!」
不覚にも、子供のように呟いてしまった。
まさかここで、しかも特急にアンパンマンとは、ねぇ。
車輛内も、天井にはアンパンの絵。
後で知ったんですけど、指定席の1号車はシートにもアンパンマンが描かれていてカラフルなんだとか。
列車は松山に向かって海沿いを走ります。
瀬戸内の静かな漁村、こんなところで暮らすのも悪くは無さそうだな。
反対側の窓には山の景色。
車輌ほぼ占有でほとんど人も乗っておらず、長閑な風景を眺めながらの列車旅はいいものですね。
天井のアンパンマンの絵がなければ、窓の外の風景を眺めながら寝てしまうでしょうね。
やっぱり派手なアンパンマンの絵は気になって、さすが時代を超えて子供達の心を掴むキャラにはインパクトがあるなと。
今回の旅で改めて感じましたけど、瀬戸内って豊かな海なんですね。
源平の時代まで瀬戸内が日本の中心だったのは、この静かな海だからこそなんだな。
なんていう時間は僅か30分程度、あっという間に松山に到着です。
さて、ここから次は松山城を目指すぞ。
市電に乗ればいいんだよなと、来た車輌にパッと乗ったのは失敗。
松山城の堀沿いまでは良かったんですけど、いきなり想定外に右折、どこへ行くのかと思ったら、松山市駅に到着してしまいました。
嘆いても仕方ない、ここから再び歩こう。
市電には、新旧の車輌があるんですね。
さっき乗ったのは旧型、ガタガタ雑音とブルブル振動が激しく、今にもネジが外れて部品が飛ぶんじゃないかという様相でしたけど、新型は音が小さいなと。
徒歩20分ほど、ようやく到着した松山城行きのロープウェイ・リフト駅。
料金は一緒でしたけど、待ち時間のあるロープウェイよりも、常時稼働のリフトの方が早いだろと思ったのは間違い。
スピードは圧倒的にロープウェイが速くて、途中であっさりと抜かれてしまいました。
松山市内の交通手段とは、相性が悪いのはなぜだろうなぁ。
振り返ってみると、今日は、自転車、バス、JR、市電にリフトと、5種類もの交通手段を使ってますね。
あ、この後飛行機に乗るので6種類、こんな多種に乗るなんてまずないんじゃないかなと。
さてさて、リフトで昇った松山城については、明日の記事に書きます。
【今日のワンポイント】
・アンパンマン特急、作者のやなせたかしが高知出身なのでとのこと。でもアンパンマン特急が走るのは岡山・高松~松山、高知とは全然関係ないような。
【緊急事態宣言で不要不急の外出を控えるようにという要請が出ていますが、この記事は宣言前の旅について書いたものです】
0 件のコメント:
コメントを投稿