・『角上魚類』の底力、350円で手に入れた「マグロカマ」も加えたた夕食。6種の鮮魚が競演する手巻き寿司は、コストパフォーマンスよし。
昨日の「パエリア」に引き続き、本日は『角上魚類』で購入してきた食材での夕食について。
当初の予定通りメインは「手巻き寿司」ですけど、それだけでは食卓が少々寂しいかなと。
鮮魚コーナーの奥で発見したのは、立派なマグロのカマでした。
オーブンを捨て、煮汁を選ぶ:マグロカマの再構築
いつもなら、ガスオーブンの高火力で一気に焼き上げ、塩で素材の輪郭をキメるのが定石なんですけどね。
今夜は趣向を変え、煮付けにしてみることにしました。
まずはレンジで下調理を済ませた大根を敷き、消臭と風味付けになるネギの青い部分を投入。
そこへマグロのカマを沈め、じっくりと火を通していきます。
仕上がったマグロカマは、3人の副菜として供するには十分すぎるほどの存在感。
このボリュームと鮮度で350円程度だったというのは、コストパフォーマンスという言葉では片付けられない「角上クオリティ」の証明です。
旨味の多重構造:カマと大根が奏でるハーモニー
よし、それでは頂いてみましょう。
まずはカマを一口。
隙間に詰まった脂の乗った身は、煮汁を吸って驚くほどジューシーな質感へと進化しています。
マグロから溶け出した濃厚な出汁を含んだ大根、これは主役を食うほどの深い滋味。
ホロリと解ける肉感と出汁が溢れ出す大根のコントラスト、冬の食卓ならではの味わいです。
鮮やかさに心躍る:手巻き寿司の豊かな時間
そして、娘が待ち望んでいたメインイベント、手巻き寿司の開幕。
マグロ赤身、ハマチ、サーモン、タイ、海老、イカの6品、通常の握り寿司1貫分に相当するサイズのネタ。
この一皿が1人前、それぞれ3枚入って1,350円、つまり1人分わずか450円という計算です。
これに加えて、ポリポリ食感のタクアンや大葉の爽やかな香り、さらには野沢菜ジャコというアクセントを揃えてと。
海苔の上に酢飯を広げ、自分だけの一品を仕上げる作業は、手巻き寿司ならではの楽しさですね。
彩り豊かなネタが並ぶ食卓、視覚的にも非常に華やかで、娘の弾む声が何よりの調味料。
鮮度、ボリューム、そして選ぶ楽しさそのすべてがこの一食に集約していました。
美味しい食材を届けてくれた『角上魚類』、そして共演してくれた食材にも感謝。
心ゆくまで堪能した至福の休日ディナー、ご馳走さまでした。
【おまけのワンポイント】
・今回活躍したネギの青い部分、実は硫化アリルという成分が魚の生臭さを抑えるます。普段捨ててしまいがちな部分ではあるものの、こうした煮付けには欠かせない、いわば縁の下の力持ちですね。
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