モーションウィジット

2026年2月10日火曜日

【山登り】男体山は「次回のお楽しみ」。ストックが舞う疲労の下り道で見つけた山ノートと心の対話

【この記事のポイント】
・ 整備された階段から急な岩場へと変化する御幸ヶ原コース。疲労が蓄積し始める後半戦はなかなかの苦戦。約1年ぶりの登山の筋力低下と、師弟揃っての小さなアクシデントに、安全に下りきることの重要性を再認識。


御幸ヶ原でののんびりムードを十分に堪能、そろそろ下山の途につくことにしますかね。

山の格言に「下山するまでが遠足」というのがあるそうですけど、まさにその通り。
気を引き締めて、御幸ヶ原コースへ向かいます。

勇気ある撤退:男体山を次回へ残す選択





御幸ヶ原コースに向かう途中、男体山へ続く階段が伸びています。

山頂までは片道15分、往復でも30分程度。
数字で見ればわずかなものの、今回は無理をせず、登頂を断念することにしました。

師匠の体調と自分の残りのエネルギー、そして帰宅時間からの逆算。
ここは次回のお楽しみにとっておく、これが大人の選択というものでしょうね。



下山に選んだ「御幸ヶ原コース」は、最初は丸太の階段から始まります。

階段とはいっても、一段ごとの高さや踏み面の広さが微妙に異なり、リズムを掴むまでは意外と神経を使うもの。
とはいえ、これほどまでに道が整えられているのは、信仰の山としての歴史と、多くの人に愛されている証拠でしょう。

沈黙の45分:岩場と木の根の迷宮





道を進むにつれ、登山道は表情を変えていきます。

張り出した木の根が網の目のように地面を覆い、片側が切り立った崖になっているエリア。
高い場所が超苦手な私にとって、こうした場所はザワザワするんです。

そして…うわっ、きた…
再び現れたのが「岩場」。

登りの白雲橋コースに比べればまだマシではあるものの、やはり一歩一歩の着地には細心の注意が必要な下り坂。
トレッキングポールを頼りに、膝への衝撃を逃がしながら慎重に、慎重に。

登りの時と同様、この岩場を必死にこなしている約45分間は、一枚の写真も残っておらず。
それだけ足元に全神経を集中させていたんですよね。

中間地点のシンクロニシティ:ケーブルカーと山ノート





ようやく平坦な休憩所に辿り着き、ほっと一息。
ふと見ると、そこには登山者たちが思い思いの言葉を綴る「山ノート」が置かれていました。



頂上にあるものだと思い込んでいたノートを道中で見つける、新鮮な驚きです。

私はこれまで書いたことがないんですけど、書く人と書かない人の性格分析をGeminiにしてもらいました。

「書く人」:物語の共有者・記録者
 ノートを手に取る人は、「今、この瞬間」を外の世界や未来と繋ぎたいという欲求が強いタイプかもしれません。

「書かない人」:完結型・身体感覚の重視者
一方で、素通りする人は「今、ここにある自分」だけで満足できる、自己完結した強さを持っていることが多いです。

ふむ、なるほどねぇ。



休憩していると、遠くからコ゚〜という音が響いてくるのは、ケーブルカーが近づいてくる合図。
タイミングを見計らってカメラを構えると、ちょうど上りと下りの車両がすれ違う瞬間をパチリと。

すれ違うポイントということは、どうやらここは路線の中間地点のよう。
まだ半分… いや、もう半分とポジティブに捉えることにしましょう。

ここまでですでに60分。
下り坂を怖がる私のペースは、標準よりも遅めなんですよね。

蓄積する疲労:師弟を襲う小さな異変





中間地点を過ぎ、再び岩場の下りへ。
先ほどよりは傾斜も落ち着き、写真を撮る余裕あるんですけど、身体のほうは正直でした。



岩場を抜け、あともう少しでゴールかな。
なんていうところで、右のストックがスルッと落下。

今まで一度もそんなことはなかったんですけど、握力と集中力が低下している証拠でしょうね。
約1年ぶりの登山、日頃のウォーキングでは使わない「山の筋肉」が悲鳴をあげているんだろうな。

すると少し先で、「あ、痛!」という師匠の声。
見れば、道に張り出した根に膝をぶつけてしまったとのことです。

幸い大事には至らず。
少し休めば歩けるようになったものの、百戦錬磨の師匠でさえも疲労が溜まっているようです。

そして私の番。
足の置き場を読み違え、トトンと二歩ほど前のめりにつんのめってしまったり。

またしてもストックを放り出してしまったりと、二人揃って苦笑い。
何とか大きな怪我もなく下りきることができ、ホッ一息でした。

なんていうところで、続きはまた明日。




【おまけのワンポイント】
・御幸ヶ原コースは、 ケーブルカー沿いのため初心者向けとされますが、岩場や木の根は足への負担が大きく、特に下りでは膝を痛めやすいポイントなんだそう。すれ違う登山客も、息が上がって苦しそうでした。

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