・期待せずに入った竹島水族館、ウィットのきいた展示の工夫が素晴らしい
竹島からもほど近い竹島水族館、ここが初日最後の観光先。
大人になって水族館の面白さはわかるようになってはいるものの、竹島に水族館があったとは知らず、きっと昔のリゾート地にあった古い水族館だろう。
入る価値があるのか、まぁ他には何もないからな、そんな気持ちで向かったというのが本音でした。
え、何このシャッターだらけの建物。
調べてみると1963年の建築、2年前に閉鎖された竹島パルクという土産物店街。
地震が起きた時には倒壊するかもしれないけど、取り壊さずに残してあるのはなぜ?
竹島水族館は、この古い建物の端っこにあるんですよね。
多少はリニューアルされているようですけど、竹島パルクの様子をみてこりゃ想像していた通りだろうなと。
チケットを購入する行列ができていて、その間に見たのがこの表示。
「狭い!小さい!」「*期待せずに入ると期待以上の水族館です。」
なるほど、自虐ネタで期待値コントロールか。
入館料は500円/大人1名と安く、その割には館内は綺麗で魚もそれなりにいるようです。
へぇ、頑張っているんだなと思っていた時、義兄に「水槽の横にある手書きの文章が面白いよ。」と教えて頂き。
どれどれ。
「そのアマゾンじゃねぇっ!」
最初に見たのがこのネタ、思わずニヤリとしてしまいました。
なるほど、これは確かに面白そうだぞ。
「うわぁ... 気持ちわる その一言は褒め言葉」か。
ウツボだよな、だったらそんなに気持ち悪いこともないんじゃないか。
...
確かに、気持ち悪い。
蛇しかり、ニョロニョロ系が大量に動いていると不気味なことこのうえない。
「けっこう長いです。」というのはチンアナゴ。
手のひらにのっている写真をみて、ウゲッ、これも気持ち悪いぞ。
普段はこんな姿、まさか砂の中にあんなに長いボディが入っているとは想像もせず。
面白いだけでなく、勉強にもなって凄いぞ竹島水族館。
ん? この魚、動かない。
死んで色が変わり始めているんじゃないか。
「生きてるの?」「大丈夫ですか?」「弱っていませんか?」
「大丈夫、元気いっぱい生きています。」
へぇ、そうなんだ。
「お客さんに「大丈夫ですよ〜」と言いながら「大丈夫、だよ..ね..」と不安になったりします」と結び。
う〜ん、これは秀逸。
暫くは思い出してニヤニヤと笑っていたネタでした。
シュールなネタばかり取り上げましたけど、全体としては決してそんなことはなく。
小さな水族館でしかできないユニークな展示、これは一見の価値ありです。
竹島水族館
愛知県蒲郡市竹島町1-6
0533-68-2059
営業時間 9:00〜17:00
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