・駅弁ロングセラーの「チキン弁当」、久々なのか初めてなのかは定かではないものの、長く多くの人に愛される味というのに納得
名古屋に向かう新幹線、朝食はお弁当にしよう。
東京駅の『駅弁屋 祭』、朝は5:30から営業してくれているというのがありがたい。
7:15に到着した時にもかなりの繁盛ぶり、同じようなことを考えている人がいかに多いか、ということ。
皆さん手早く弁当を購入していて、活気があるのはいいことだよなと。
さて、私は何を買ったかというと、今回はチキン弁当900円。
昨年初頭にやっていたドラマ『おいハンサム‼』でも登場していて、久々に食べてみたくなった... いや、もしかして食べるのは初めてかな。
少なくともこの形式でブログを書き始めたここ10年、この間には一度も食べたことはないようです。
中身がどんなだったか、全く記憶にないので開けるのもお楽しみ。
へぇ、左がケチャップライス、右が唐揚げというセパレートなのか。
よし、それでは頂きましょう。
まずは唐揚げを一つ。
ん? 冷えて固くなった唐揚げ、少し抵抗があるな。
お?
噛んでいるうちに体温で温かくなり、噛めば噛むほど旨味が浮き出てくる。
なるほど、これはこれで十分に成立する味。
味わい方のコツを掴むと、美味しい食材に進化しますね。
ケチャップライスは若干甘め、後からついてくる酸味がいい感じです。
真ん中にあるのはグリンピースと玉子と... 茶色いのは何だろう。
食べてもよくわからず、ネットで調べてみるとドライトマトであると判明。
ケチャップライスの味変アイテム、とろっとした玉子もいい仕事してくれています。
再び唐揚げ側の器に戻って、ザワークラウトは味濃いめ、これも唐揚げの油を意識しての味付けなんしょう。
スモークチーズも市販のと少し違い、後味にほのかな酸味あり。
そうか。
それぞれの器の主役の味をサポートする脇役がはっきりしている、というのがこの弁当の特徴なんだと納得です。
小ぶりとはいえ朝から唐揚げ4つは少々多い気もしますけど、こんな工夫があってこそ長年売れ続けるものなんだなと。
美味しく楽しかった新幹線での朝食に感謝、ご馳走さまでした。
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