・ローストビーフはヨーグルトメーカー55℃で3時間強、ローストポークはオーブン100〜110℃で90分、しっかりと火が通り、しっとりと柔らかく仕上げることができる
1月1日の恒例行事、実家に家族全員で集まっての食事。
これも例年の如く、この日は大量の料理が食卓を彩ってくれます。
8人でこれ全部は食べ切れず、残った分は持ち帰って残る正月休みのオカズにするのも毎年のことです。
大半は母が年末に作ってくれ、揚げ物はこの日に2度揚げして食感をよくしてくれるという凝り方。
大変だろうから作らなくてもいいよと言っても聞く耳持たず、自らギブアップするまではお願いしようと割り切っています。
子供の頃に慣れ親しんだ味、美味しいのは間違いなし。
これを好きなだけ食べられるというのは、正直とても嬉しいことなんですけどね。
洒落た生ハムやテリーヌ、チーズやオリーブなどは妹夫妻が買ってきてくれます。
前菜にはいい品ばかり、値段も張りそうだけど共稼ぎなので心配不要なんですかね。
今年は義弟が低温調理器を買ったとのことなので、ローストのビーフやポークもお任せかなと思っていたんです。
ところがどっこい、12月末から元旦まで河口湖に行っていて作る時間がないとのこと。
であれば例年の如く、私が作るっきゃないか。
ローストビーフ、オーブンでこの後に書くローストポークとの並行調理だったのでヨーグルトメーカーで作ってみました。
肉は近所のスーパーで買ってきた輸入牛のミスジ肉、250gで1,000円弱という安いもの。
これを55℃にキープした湯に浸して4時間弱、最後に表面をフライパンで焼いてます。
ソースはマッシュルーム、赤ワイン大さじ1、醤油小さじ1、粒マスタード少々に砂糖を少し加えてと。
肉から出た汁と一緒に煮詰め、最後にバターを小さじ1加えてみました。
肉は無茶苦茶柔らかく仕上がり、ソースとの相性もよかったものの少し足りなかったのが肉の下味。
マキシマムを表面に振ったんですけど、量が少なめだったのと焼く直前だったのとで、味がしっかりと染み込まなかったんですよね。
次回は前の晩から下味を馴染ませるようにしよう、これが反省点ですね。
ローストポーク、こちらは110℃のオーブンで90分焼いています。
取り出した時に肉の中心温度は78℃、70℃弱がベストというので失敗だったかと思いきや、柔らかく素晴らしい食感に仕上がっていました。
こちらもスーパーで買ってきた栃木の豚肉500g、1,000円くらいで手に入るもの。
ごく普通の肉でも、焼き方加減でいい味に仕上がるのがローストの醍醐味ですね。
ソースの味付けは酒大さじ3,醤油と蜂蜜大さじ1ずつを加えてと。
オーブンで焼いた際の脂、フライパンで表面を焼いた時の脂で玉ねぎを炒めておいて、上記を入れてコトコトと火を通して仕上げたものです。
肉との相性はバッチリでしたけど、肉には塩味をしっかりとつけた方がもっと美味しくなったかなと思います。
次回はオーブンの温度を100℃にして、塩の量を増やしてみようと思います。
ふるさと納税返礼品で利尻島から送ってもらった毛ガニ、これについては別記事でまた詳しく書きますけど、母には大好評だったんですよね。
苦労して作ってもらった様々な料理に対して、少しはお礼になったかも。
さて、それじゃ乾杯!
今年も1年間頑張っていきましょう!
【おまけのワンポイント】
・ローストビーフとローストポークを今回食べて感じたのは、いかに薄く切るかが勝負、という点でした。特に輸入牛はそうで、厚いと肉の固さが気になるものなんですよね。私も包丁はあんまり上手くはないものの、薄く削いだ努力は報われたかなと。
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