・訓練展示も終盤、戦車が登場して一気に敵陣を制圧
引き続き降下訓練始めの訓練展示について。
チヌークからぶら下がっているのは何か、お分かりになりますでしょうか。
これは自衛隊員、ヘリを降ろさずに急ぎ兵を展開する際にはこうやって運ぶんだそうです。
ぶら下げられているにも関わらず、健気に銃を構えてはいます。
でもこの高さ、無茶苦茶怖いというのはご想像頂けますよね。
着陸したチヌークから何かが出ようとしている。
これが何だか無茶苦茶気になる...
あ、出た!
迫撃砲を牽引している車輌ですね。
これで本格的な火力支援も整うことになります。
別の運搬手段、車輌と砲をぶら下げて運ぶという技もあり。
軽い砲を長めのロープで、車輌は短く吊るしているのはいつもの姿。
着地させた時にバランスを崩さないには、この順にするのが妥当というのはわかります。
戦闘車輌が到着、まずはAAV7から。
アメリカ製の水陸両用兵員輸送車で、このまんま浮航できるというもの。
2013年から水陸機動団に集中配備されており、現在58輌を保有しています。
次は16式機動戦闘車。
キャタピラはないものの105mm砲を装備した軽戦車クラスの戦闘力をもつ車輌です。
一際重低音が響き渡り、おぉ、いよいよ戦車が登場。
10式、格好いいですねぇ。
74式戦車と揃っての突撃、他の車輌も追随して、これで敵陣地を制圧するというところで訓練のシナリオは完結。
今回は空砲をブッ放したりはしませんでえしたけど、迫力あったので大満足。
今回は装備品展示はなし、あとは訓練に参加した航空機が航過飛行をして終わり、というところで一服していると...
あれっ、ここでもパラシュート降下があったのか。
これは今までになかったパターンに驚きでした。
最後に動画、目の前をヘリコプターが通過して敵を攻撃しにいくというもの。
短い動画なので、現地の迫力を知るため是非ご覧ください。
久々の降下訓練始め、たっぷりと堪能することができました。
【おまけのワンポイント】
・観客は1万人とのこと、例年よりも多かったのは天気がよかったことに加えて、久々の開催ということもあったんでしょうね。帰り道で親子連れが前を歩いており、娘さんが「また来年も来たい」と言っていてお父さんは大喜び。その気持、よくわかりますよ。
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