・『九州 藩』のランチ唐揚げ定食、ボリュームたっぷり熱々なだけでなく、柚子胡椒で更なる美味に味変
とある出社日、この日のランチは... そうだ、唐揚げを食べたい。
唐揚げは大好物、でも太りそうなので最近は控えているんです。
まぁたまにはいいじゃないか、今日はガッツリと食べることにしようよ、という悪魔の声。
いや、最近唐揚げをたっぷり食べたことあったな…
あ、そうだ、油淋鶏を食べたのが先週、あの記憶が蘇ったのかもしれません。
頭に浮かんだお店は鎌倉河岸ビルB1にある『九州 藩』、まだ一度も入ったことないお店ですけど、確か唐揚げ定食があったはず。
お隣の『華福』に行った時に見た記憶があったんです。
お
、記憶通りだ。
メインは長崎のちゃんぽんや皿うどんですけど、宮崎のチキン南蛮繋がりで鶏、唐揚げもあるということなんでしょう。
今日はこれ一択、定食なのですぐに出てくるのかと思いきや、厨房からはカラカラと油で揚げる心地よい音が聞こえてきます。
「残り4つね」なんて声も聞こえてくるので、手抜きせずオーダーが入ってから揚げているんだなと。
運ばれてきた定食、唐揚げがボリューム満点なのにびっくり。
ご飯も盛りがいいし、全部食べられるかなと少々心配になる量ですけどまぁ頑張ろう。
よし、頂きます。
こういう状況では、つべこべ考えずとにかく本命の唐揚げを食うべし。
一つ摘んで思いっきり口の中に... う、熱っつ。
真ん中で噛み切ると、サクッとした食感の後から肉汁がジュワッと。
口の中にはにんにくが香り、おぉ、これはかなり美味いぞ。
この唐揚げ、しっかりと二度揚げしているのが美味しさの秘訣とみました。
低温でじっくりと揚げた後、衣のサクサクを出すために高温で短時間揚げているでしょう。
鶏肉をにんにく醤油に漬け込んでおき、肉汁とともに香りが広がるという構造なんだろうな。
家で食べる唐揚げも美味しくはあるものの、二度揚げするまでの手間はかけにくいですよね。
捨てるのが面倒なので油の量は控えめに、揚げる鍋を複数用意するなんてこともまずしない。
やはりお店で食べる揚げ物は一段味が上、改めて実感です。
美味しくはあるものの、さすがに4個めは少々キツい。
そこで目をつけたのがテーブル上にあった柚子胡椒、これを軽く乗せて食べてみると...
おぉ、別次元の味に変わったぞ。
香りがよくなるのは当然として、おかげで口に入れた瞬間の油が気にならなくなるんです。
辛さも同様の効果があり、さっぱりと食べられるという印象に。
柚子胡椒は美味しいというのはよく知っていたものの、まさか唐揚げにまで合うものだったとは。
そんなこんなで、ボリュームたっぷりの唐揚げ定食を完食。
意外なほどに美味、ご馳走さまでした。
お店の方には、「綺麗に全部食べて頂き、本当にありがとうございました。」なんてお礼まで言われるとは。
いやいや、美味しいから隅から隅まで頂いたんですよ、こちらこそありがとうございました。
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