・人間ドック明け、空腹の限界で出会った「ワンミニッツカレー ランプ」が救いの神に。午前10時のカツカレー。スパイスの香りに誘われて、抗えない食欲に溺れる。
年に一度の恒例行事、人間ドック。
前日の夕食は20:00までに軽めに済ませ、今朝はコーヒー一杯すら制限される絶食。
8:00の受付から様々な検査、これをくぐり抜けてようやく解放されたのは10:00のことでした。
例年なら船橋市場まで歩き、海鮮をつまみにビールを流し込むのが私の定石ですけど、この日は午後から車を運転する予定があってアルコールは厳禁。
「ビールが飲めないなら、何でこの空腹を埋めるべきか……」と、悩みまくります。
撒き餌に寄せられて:午前10時のカレー・トラップ
クリニックがある船橋フェイスビル、ここの2階に『ワンミニッツカレー ランプ』という店があることは、前日の予習で把握していたんです。
「朝からカレーか?」という迷いもありながら店に近づくと、店内から放出される極上のスパイス香。
撒き餌に寄せられたようにメニューを眺めていると、店員さんが「すぐにご案内できますよ!」と絶妙なタイミングで声がけ。
そのホスピタリティに釣られるように、私は吸い込まれていきます。
券売機で食券を購入して店員さんへ。
さすがにこの時間からカレーを食す猛者はいないだろう…なんて思いきや、先客におばさま2名。
私のようなドック帰りには見えないものの、午前10時にカレーを選択する彼女たちの「背景ストーリー」は一体何なんだろう。
計算外の重戦車:カツカレーという名の最適解
待つこと5分強、到着したのは黄金色に輝くカツカレー。
昨晩の軽すぎる食事と今朝の絶食により、私の胃袋は完全に空っぽ。
胃壁がスパイスを激しく求めていて、午前中という違和感は食欲の前では誤差の範囲に。
この「とんかつ」という存在。
低血糖状態にある脳は、効率的なエネルギー源として高カロリーな脂質とタンパク質を最優先に欲しているんでしょう。
空腹時にとんかつ、サクサクの衣とジューシーな肉汁で生存本能を満足させたいという、極めて生物学的に正しい心理状況なんだろうな。
よし、それでは頂きましょう。
欧風の優しさと、自家製オイルの「味変」ブースト
まずは薄いカツを一切れ。
サクッとした小気味よい音とともに、肉の旨味が広がります。
続いてカレーを一口。こちらのルーは、雑味のない丁寧な仕上がりの欧風カレー。
スパイスが尖りすぎず、五臓六腑に染み渡るような優しさと深みがあり、ドック明けの繊細な胃袋を包み込んでくれるかのようです。
半分ほど食べ進めたところで、少し刺激を足してみたいなと。
卓上に置かれた「自家製辛味オイル」、これは単なるチリパウダーではなく、オイルに辛味を抽出したもの。
カレーのコクを損なわず、辛さのだけを一段引き上げてくれる味変、これぞカレーライスの醍醐味ですね。
オイルをたっぷりと投入。
一気にスパイシーな刺激が立ち上がり、食欲のギアが一段上がります。
カツの脂、ルーのコク、そしてオイルの刺激が三位一体。
周囲の視線も忘れ、ガツガツとスプーンを動かし続け、文字通り「ワンミニッツ」に近いスピードであっという間に完食です。
いや〜、美味しかった。
極限の空腹状態では、カレーはまさに鉄板のソリューション。
世の中に「不味いカレー」など存在しないという持論はありますけど、この一杯は間違いなく、私の空腹を完璧に修復してくれました。
期待を裏切らない美味しさに感謝、ご馳走さまでした。
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