・久々の登山は棒ノ嶺、高度があるところに恐怖を感じながらも出だしはまずまず。
岡山旅行のシリーズ記事の前に、登山靴を買いに神保町に行ったと記事の中で触れたことがあったのはご記憶かどうか。
登山靴を買う、当たり前ですけど山に登るため。
今日はその山登りについて書くことにします。
まず、なぜそんなことになったのかというと、会社の元部下に強く誘われたから。
高いところが苦手なので怖そうという気持ち半分、毎日のウォーキングにバリエーションをもたせるのもいいかなという気持ち半分。
河口湖に行った時、周囲の山をハイキングするのも楽しそうだと薄々興味はあったんですよね。
随分と昔の話ではあるものの、父と息子と親子三代で山に登ったのはいい思い出だよな。
慣れた彼についていけば学べることも多いだろうし、まずは一度行ってみることにしよう。
彼が選んでくれたのは棒ノ嶺という飯能の山。
標高969mとそれほど高い山ではなく、初心者向きなんだとか。
西武池袋線の特急ラビューで飯能まで行き、バスに乗ること40分。
人立ち入りで西武線が遅れた影響もあり、9:00少し前からの登山開始でした。
途中で通過した名栗湖、有間ダムで堰き止められた人造湖。
ロックフィルダムと言われる構造で、岩石・砂利・粘土を積み上げて水を止めるという構造で、放水はサイド掘られたトンネルを使うという珍しい形状です。
白谷沢登山口に到着、ここからいよいよ登山道に。
沢沿いを登るルート、変化に富んでいるのが特徴なんだそう。
沢沿いということは、高いところはないんだろと思っていたのは大きな間違いで、歩き始めて暫くは沢が見えないほどの高さのあるところを歩かねばならず。
私のペースで歩くようにと最初は私が前を歩いていたものの、途中から彼に先導してもうことにしました。
脚の置き場所をのお手本を示してもらい、真似をする方が怖さが軽減されるんですよね。
ようやく沢沿いに到着、岩がゴロゴロとしているし、流路を渡るところもあるんです。
でも登山靴のおかげで、多少の凸凹や泥濘は全く関係なし。
薦められた通り、一定以上の金額のものを買っておいてよかったなと。
うげっ、何これ、鎖場か。
落ちないように鎖を頼りに登れということなので、よほど怖いんだろうと思ったら意外にそうでもないのは何故なんだろう。
ここに来るまでの間に通った高度感のある山道の方が怖かったから、ということですかね。
もう一つの試練は、ロープを伝って登るところ。
瘤を一つひとつ、右手左手と交互に繰り出して掴みながら登るというのは難しそうでしたけど、やってみると意外にあっさりと行けてしまうものでした。
なんだ。
日頃のウォーキングでそれなりに脚力がついているようで、意外にイケるじゃないか。
そう思ったのはここまで。
この後はビクビク、ヒヤヒヤの連続になったんですけど、その様子についてはまた明日の記事にて。
【おまけのワンポイント】
・棒ノ嶺の名は、鎌倉時代の武将の畠山重忠がこの山を超える歳、杖にしていた石棒が折れたことに由来しているんだそうです。
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