・苦労の末に棒ノ嶺の山頂に到着、湯を沸かしてのカップラーメンが美味かった
昨日に引き続き、棒ノ嶺への登山について。
コースは途中から急坂になるんですけど、急坂は息は上がるし脚は疲れるもの。
でも、登るだけなら怖さはないですよね。
どうしてもダメだったのが、斜面に対して横向きに設置された小橋。
なんと手摺がなく、幅は1mもないんです。
バランスを崩して落下するんじゃないか、そんな恐怖感が脚を竦ませて動くことができず...
このままじゃどうしようもないと、最後は山側の斜面に手をついて、四つん這いのようになって何とかクリアすることができました。
その後も、片側が急斜面で木も生えておらず、幅は1mもない登り下りが何ヶ所か。
そんなところでは山側に掴まりながら、横向きに歩いて何とか進んでいったんです。
格好悪いことこの上ないけど、怖いものは怖いので仕方ない。
これぐらい幅があって、木も生えていれば両側が切り立った尾根でも全く問題はないんですけどね。
身体がムズムズするあの恐怖感、どうしてもダメなんですよ。
そんな怖いところでは写真を撮る余裕があるわけもなく、頂上の様子に一飛び。
いやぁ、頂上は気持ちいいな。
これまで山登りをした経験も何回かあるので、この気持ちよさは知っているはずなんですけどね。
いつも「こんなに気分がいいのは初めてだ」と感じるのは不思議なもの、これが多くの方が山登りにハマる理由なんでしょう。
関東平野を一面に見渡せて、あ、あれは筑波山だな。
西武ドームもわかるし、よくよく見るとスカイツリーも確認できるんです。
天候に恵まれたことに心から感謝。
元部下はコンロを持ってきてくれており、お湯を沸かしてカップラーメン。
こんなところで食べるシーフードカップヌードル、最高に美味いですね。
コーヒーも沸かしてくれたりと、様々気遣いをしてもらったことにも大感謝。
食事が終わったところで、さて、それほどのんびりはしていられない。
今時分は日暮れが16:30頃で、それまでに山を降りきらなければならないですからね。
またあの怖いルートを降りるのは嫌だなぁ、でも仕方ないよな。
とりあえず出発、というところで、続きはまた明日。
【おまけのワンポイント】
・棒ノ嶺山頂は飯能市と青梅市の境、つまり埼玉県と東京都との県境。それぞれで標識が異なり、比較すると東京都の方が綺麗だったのが印象的でした。
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