・倉敷の夕暮れ時は昼間とは別世界なので散歩にオススメ、宿に戻ってからの一杯とツマミがまた至高の美味しさ
美観地区が美しい町だというのはこれまで何回も書いてきた通りで、こういうところは歩いているだけでも気分がいいものです。
酒のツマミを買うついで、夕暮れ時の風景を楽しむことにしましょう。
アイビースクエアからの出口にもお土産屋さんが何軒か。
門と外の町並みが融合すると、明治時代初期にタイムスリップしたような気分になります。
外国人観光客もポツポツ、古の日本を観て、彼ら彼女らはどう感じるんでしょうかね。
お、ツマミに良さそうなアナゴとタチウオもあるじゃないかということで、このエリアで購入。
いきなり用事が済んでしまったけど、せっかくなのでもう少しこの異世界を感じてこよう。
光量が減ると町はモノクロに近くなり、紅葉し始めた緑が目を惹くようになる。
そんな1枚、まだ葉が青々としているのは、11月中旬だというのにこの日は気温が高かったから。
今年の11月は急に寒くなったり暑くなったりと、気温変化が激しかったですよね。
観光案内所のある倉敷館、夕暮れの金色に輝く空と運河のコントラストがいい感じじゃないですか。
歩く人も少なくなり、昔の街っぽさがより強調されている気がします。
「つるがた」というのは旅館。
この建物は1744年築、徳川吉宗が将軍だった時代の商家なんだそうです。
コンビニで炭酸系の飲み物を買って、再びアイビースクエアに。
夕暮れ時のレンガ造りもまた味があるもの、この時間の散歩、倉敷の美しさを別の視点から感じることができるのでオススメです。
部屋に戻って、さて、今日も一日よく歩いたなと。
コンビニで買ってきた炭酸飲料をプシュッと、よし、それじゃ乾杯!
ゴクゴクと飲み下す一口め、生きててよかったと感じる瞬間ですね。
ツマミは「こんがり炙りあなご」、600円弱と安価ながらこれがなかなか美味かった。
「柚子と醤油の爽やかな香り」と書いてありますけど、それだけでなくピリッと七味がきいているがあるのが特徴で、ほのかなアナゴの旨味を包んでいるんですよね。
瀬戸内のアナゴなのかとパッケージを確認すると、あれ? ベトナムまたは中国(5%未満)と書いてある。
どこで穫れたアナゴであろうが加工次第、海外産なら安く美味しく楽しめる、ということか。
アナゴが美味しくて呑みたくなり、開封してしまった『爺爺婆婆』。
前の記事で書いた「酒が好きなら辛い酒、『爺爺婆婆』がオススメ」ということで買ってきたやつです。
口当たりにピリッとした軽い刺激があり、その後に来る濃厚な旨味がいい感じ。
後味は甘味、少し苦味もあるかなという風で、アナゴと交互に呑み食べすると止まらなくなります。
いかんいかん、もうすぐ夕食なんだ。
セーブしようと意識しつつも、あと一口、あと一口と未練たらたらになったところで、続きはまた明日。
【おまけのワンポイント】
・「こんがり炙りあなご」は、実は和歌山県の紀芳庵 という会社が作っているもの。安くて美味しいとはいえ、倉敷土産として買うものではなかったなと。
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