・国立新美術館で日展を観て、ランチはナポリタンとビールという素敵な一日を過ごせたなと
とある休日、この日は妻に誘われて日展に行くことに。
日展は国立新美術館にて開催されていたんですけど、私はこれまで行ったことがないんです。
芸術にはとんと縁がない私、目的は日展か国立新美術館なんだか、はたまたその後のランチなんだか。
妻が観たいのは書、習っている先生が入選したんだそうです。
この類のものの良し悪しの見分けはつかないですけど、それでも暫く眺めているうちに雰囲気はなんとなく。
要は文字のバランスやスペースのとり方、字体などで書かれている文章の世界観をいかに表現するか、でしょ。
な~んて、意味も読み方もわからない文字だらけ、というのが本当のところですけどね。
さて、お次はランチ。
新国立劇場近辺のお店は軒並み行列していて、これは青山一丁目まで移動してしまった方が確実だよなと。
青山一丁目は、移転前に勤務先があったところなので土地勘があるんです。
青山ツインの地下なら空いているはず、そんな読みは大外れで、どのお店も待ち行列、まだマシだったのが『銀座ライオン』でした。
職場でランチを食べに行くときは、ピーク時間帯ならこのお店が最も時間がかからないという感覚だったんですけどね。
それでも行列ができていましたけど、座席数が多くて回転もいいのでまぁ待つことにするか。
15分ほどで入店、待っている間に興味が深まったのはビール。
『銀座ライオン』といえば、そういえばサッポロの傘下企業でした。
これはビールを飲まない訳にはいかないよな。
だったら食事は何にするか...
最近よくあるオーダーシステムを眺めながら一思案。
何は置いてもまずはビール、美術を鑑賞して昼間っからビールとは、なんて優雅な一日なんだろう。
グビッと喉を通す一口目、至高の瞬間ですね。
お、きたぞ、ナポリタン。
このお店でのランチはこれまでも大半がナポリタンだったので、味はよく知っているんです。
ビールに合うかどうかは若干微妙、他のものをと考えたものの、やっぱりナポリタンを久々に食べたいなと。
見た目は以前と変わらず、太麺が美味しそうですねぇ。
よし、それでは頂きます。
まずは麺を一口、うん、この味だ。
適度に焦げた香ばしさがあり、もっちりとした太麺の食感がいい。
ネットで確認すると、スパゲッティを焼き目がつくくらい炒めてからソースにからませるんだそう。
なるほど、ドラマの『フェフマーの料理』でやっていたケチャップを焦がしてから野菜を絡ませるという技の他にも、ナポリタンを美味しく仕上げるコツがあるものなんだなと。
野菜もソーセージもいい味、正に「昔ながらのナポリタン」なんですよね。
普通盛りでもボリュームがあり、美味しいんだけど味変したいよなと思ったところで...
タバスコとパルメザンチーズの登場です。
タバスコはよくあるものとは違いハバネロベース、辛さを警戒しましたけど、奥深い味わいのこのナポリタンに吸収されてしまうのか、本当に辛くないのか。
いずれにしても、タバスコもパルメザンチーズもガンガンに振っても全く問題なし。
最後の一口まで美味いとうなりながらの完食、ご馳走さまでした。
ランチの後は外苑前のイチョウ並木に。
人出も凄かったですけど、それだけ黄葉が綺麗ということですね。
外国人観光客も大勢いて、日本の秋の風景を満喫していた様子でした。
通りがかりでクラフト展に寄ってみると、何これ。
精巧に造られたブロンズ像かと思いきや、ゆっくりと、時にササッと手や首が動くんです。
え、人間にペイントしたの!?
計算された動きだったので、きっとプロのパフォーマーなんでしょう。
こんな風変わりなものも観ることもできるとは、充実した秋の一日に感謝。
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