・頂きものの福島県平田村の自然薯、半端ない粘りに苦労しながら作ったおでんの具が最高の味
昨年からだったか、この時期になると贈り物として頂く平田村の自然薯。
長さは1m弱、こんなに長いものが宅急便で届く訳ですけど、配達員さんもまさか食べ物だとは思わないでしょうね。
平田村の自然薯は長くて太いのが売り、販売解禁時の催しをTVニュースでやっていて、お、もしかしてそろそろ、なんて期待していたんです。
何でこんなに長いのか。
栽培方法を読んで着ると、「無菌できめが細かい砂を厳選、自生のものと同じ条件で作るため、非常に重労働な上踏みによる土圧をかけて、更に完熟たい肥や有機質肥料で栽培」とのこと。
文字で読んでも完全には理解しきれないものの、こんなに特徴的な姿にするんには相当の研究と努力があったんでしょう。
さて、今年はどうやって食べようかと。
たまたまこの冬は初めておでんの日だったので、そうだ。
すり下ろした自然薯を油揚げに詰める、というのはどうだろうかなと。
さて、作り始めてからが大変。
美味しいのは間違いないものの、この自然薯は粘りがハンパじゃないことをすっかり忘れていたんです。
油揚げに入る程度の適度な大きさに自然薯を切る、そんな作業に妻と四苦八苦。
スプーンに絡めてナイフで切るというのが最も効率的なことに気付いたのは、残すところあと幾つかしかないというタイミングでした。
おでんの汁をタップリと吸った自然薯は柔らかくて旨味たっぷり。
油揚げのほんのり甘さとの相性も抜群、見た目はかなり崩れているものの味は期待以上の美味しさでした。
さて、残りはどんな料理にしようかな。
こんなに美味しい自然薯を送ってくれたHさんには大感謝。
ご馳走さまでした。
【おまけのワンポイント】
・自然薯は自然自生するものを収穫するのが一般的で、対して長芋や大和芋は畑や砂地で栽培するんだとか。平田村の自然薯は長芋のように栽培しているようですけど、自然自生しているかのように育てるのに手間をかけている、ということなんでしょうね。
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