外食にしようということになって、妻が友人から聞いたという本八幡のインド料理店に行ってみることにしました。
店名は『サプナ』、京葉ガスのビル近くの2階。
お店の存在は知ってましたけど、そんなに美味いところだったとは全く思わず。
量はそんなに食べられずだけど、せっかくだからコースに。
ミニマムでもカレーは2品、お、タンドリーチキンまで付いているのか。
ちょっと多いけど、食べられないほどではなし。
カレーはマトンと… そうだ、ベジタブルにしておきましょう。
あ、そうだ。
インドのビール、キングフィッシャーもお願いします。
さほど広くはないですけど、小綺麗な店内。
休日の夕食でも満席になることは無さそうなのは、路面ではなく2階だからでしょう。
待つこと10分ほどで運ばれてきたAセット。
ナンがバカでかいのに少々驚いたけど、カレーは丁度よさそうな量ですね。
これがマトンだな…
ん? ナンの下にサラダ皿だけじゃなく、何か隠れている。
おぉ、タンドリーチキンだ。
それだけじゃなく、大根、人参とピーマンのマリネみたいなものもありますね。
野菜たっぷりなのは嬉しいもの、さて、それではその野菜から、頂きます。
まずはサラダ、インド料理のドレッシングは人参のオレンジ色と聞いてますけど、食べても人参なのかどうかはわかりにくい。
とは言ってもドレッシングとしてはいい味、酸味で食欲が増進されます。
そしてマリネ、お、辛めの味付け。
知らないだけで、インド料理としての名前がついているんでしょう。
カレーの箸休めには丁度いい。
そういえばオーダーしたビールがまだだったなと思ったら、店員さんが気付いて慌てて対応してくれました。
「キングフィッシャー、プレミア厶とエクストラストロング、どっちですか。」
うーん、違いがよくわからないけど、どんぐらいストロングなのかとエクストラストロングをチョイス。
アルコール度数は7.8%、さっぱりとした飲み口だな。
ストロング感はさほどなく、スパイシーさにはよく合う味わい。
さて、本命のカレーに突入、まずはベジタブル。
スパイスが複雑というのが第一印象ではあるものの、ゴロンと入った野菜の風味を損なうことはなし。
ナンにも合うけど、野菜も含めて食べやすいのはライスですね。
うん、この深い味わいは素晴らしいぞ。
続けてマトンに。
おぉ、デミグラスソースのような濃厚さ、これはナンにピッタリ。
マトン肉を煮崩しているのかと思いきや、肉魂もしっかり入っていてこれがまたいい味。
マトンの臭みは全くなく、辛めソースのスパイシーさとベストマッチなんです。
それぞれが全く違うスパイシーさなんですけど、調味料の種類を知らない私には「スパイシー」としか表現できないのがもどかしい。
それぞれの食材に合わせた味付けがあるんだなと、この2種を食べ比べて改めて実感です。
ライスもナンも美味しく食べ進み、そろそろタンドリーチキンを食べようか。
あ、カレーのスパイスに舌が慣れて辛さは全く感じず、むしろいい箸休めでチキンの旨味がいい感じ。
カレーと交互に 、野菜マリネとビールも差し挟みながら、大量に見えたセットもまたたく間に完食。
いやぁ、美味かった。
そうか、デザートもあったんだ。
マンゴームースとチャイ、どちらも甘くて大丈夫かなとも思いましたけど、カレーでスパイシーになった口内を沈めてくれるのにぴったり。
食べ終えてから店主さんらしき方に聞いたところ、ベジタブルカレーはスパイスをそば打ち棒の小さいのでゴリゴリとすり潰すとのこと。
手間がかかっているので、これだけ奥深い味が出ているんですね。
マトンカレーの辛さはブラックペッパーだと聞いて、なるほど、デミグラスソースっぽいのはそれなんだな。
他のスパイスも効いているので、聞くまでは全く気付かずでしたけどね。
いやぁ、満腹、満腹。
ご馳走さまでした。
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