神田にはお寿司やさんが幾つもあるんですけど、これまでよく行っていた『後富久ずし』の海鮮丼、『すし定』の海鮮丼中盛りは、昨年の値上げでいずれも1,100円越え。
価格相応のネタの充実ぶりなんですけど、もう少し安いところを開拓してみようかなと。
神田西口商店街にあるお寿司屋さん、オフィスが大手町に移ってきた直後に一回入ったっきりの... 名前は忘れた。
あのお店はどうなんだろうと、ひとまず行ってみることにしました。
お店の場所はわかりやすく、神田西口商店街を駅から3分歩いた右手の地下、あ、『いろは鮨』だったか。
古風な店構え、長く地元で親しまれている証拠。
お店に入るとお客さんは1名のみ、やはり早めに来るというのが鉄則。
さてと、今日は何を食べようか...
とりあえず、バラちらし970円を食べてみることにするか。
オーダー後に常連さんらしき方が来店して、大将は話をしならがら調理。
なのでそこそこ時間がかかるんです。
これも神田らしい風景だなと思いながら聞き耳。
へぇ、月曜日はお客さんが少なくて街が閑散とするのか。
おぉ、ようやくきたバラちらし。
盛りはなかなか凄く、とびっ子にいくらと魚卵がたっぷり。
痛風持ちの私にゃちょっと酷だよなと思いつつも、色鮮やかで美味しそうですね。
まずは味噌汁から、頂きます。
豆腐とワカメ入り、さすがお寿司屋さんだけあってしっかりと出汁が出ている。
さて、バラちらしはどうかな。
まずはタコから... ん? 漬けになっているんですね。
他の具も基本は漬け、マグロ、タコとイカが多いかな。
ご飯は冷たい酢飯でいい塩梅。
細かい断片ながらも魚種が豊富で、海老と小柱も少量入っています。
ん? この白身は鯛? 青光する皮は太刀魚?
漬けなのでよくわからんものの、想像しながら食べるのがまた楽しいんです。
魚卵も当然に美味、卵焼きも量がたっぷりあるのがいいなと。
丼一つに様々な要素が詰まっている楽しさ、美味しかった。
ご馳走さまでした。
そうそう、このお店、おかみさんの反応が若干ツンケンしているというのが気になる方もいるかもしれず。
この日も1万円札を出したらお釣りが足りなかったようで、面倒そうに手提げ袋から千円札を取り出していました。
いつもそうなのかどうか、たまたま疲れていたのかは不明。
値段にも味にも満足なので、まぁ細かいこととして気にせずでいいとは思いますけどね。
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