同じく在宅勤務の息子と2人で外食ということになって、まず向かったのは『でめきん』、冬の限定メニューである勝浦タンタンメンを食べようと思ったんです。
ところが、残念なことに定休日。
それじゃぁと、いずれ行こうと思っていた洋食屋さんの『オリーブ』に...え、満席ですか。
京成中山駅前の中華『忠実堂』は... あれ、貸し切りか。
こんな感じで迷いに迷い、あの人気店は無理だろうと思いながらも『夏見屋』を覗いたところで... あれれ、空いているじゃないか。
このお店、いつも混んでいて入れない印象があるんですけど、こういう日に空いているというのは、もしかして今日はここで食べるべし、という神様の思し召しだったのかなと。
久々に入る店内で、メニューを見るとやっぱり少々お高め。
新そばの季節なのでざる蕎麦系かと思いつつも、今日は少し寒いんだよなぁ。
よし、温かい蕎麦、とろろ蕎麦1,250円にしておこう。
先客は4名、待っている間にポツポツとお客さんが入ってきて、我々含めて10名っていうところ。
単価は1,500円として、2巡するとランチで30,000円。
定休日は木曜と水曜月2回、ってことは平日の営業は24日あるので、締めて月72万円ってところか。
ランチでこれだけ稼ぐって、結構効率いいなぁ。
なんて考えているところで、とろろ蕎麦が到着。
へぇ、とろろだけじゃなく卵も、小松菜に三つ葉に、とろろ昆布まで入っているのか。
よし、それじゃ頂きます。
まずは汁を一口、おぉ、出汁が繊細で美味いなぁ。
薄味ながらもしっかりとした旨味で存在感のある汁、レベルが高いのは変わらない。
そして蕎麦、箸で撮もうとすると、チュルンとい逃げていく張りのよさなんです。
いい新蕎麦の粉を使い、調理もまた丁寧であるが故の生きのよさ、みたいな感じでしょうね。
ズズッと一口。
うん、蕎麦の香りが濃い。
歯応えもそこそこあり、一本一本の存在を口内で感じて。
味わって食べることができる蕎麦だな。
もう少し蕎麦を味わいたいけど、そろそろ卵、行ってみるかな。
卵黄の濃厚さととろろの粘り気が加わり、単品としての蕎麦ではなくとろろ蕎麦としての美味しさに。
この黄色い膜を潜らせる蕎麦、また別物で美味いですねぇ。
この汁の美味しさを残すのは勿体ないと、最後の一滴まで全て飲みきり。
いやぁ、美味しかった。
ご馳走さまでした。
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